最新科学:帝王切開後の早期母子接触が赤ちゃんの血糖と母乳育児を改善

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はじめに

こんにちは、京都オステオパシーセンター2Fの大村颯太です。今回は、赤ちゃんが生まれてすぐに受けるケアが、その後の健康にどれほど大きな影響を与えるかを示す、とても重要な研究をご紹介します。特に帝王切開で生まれた赤ちゃんとお母さんにとって、知っておくべき内容です。この記事を読むことで、医療介入に頼りすぎない、自然な力で赤ちゃんを健やかに育てる第一歩について理解を深めることができます。

生まれてすぐのスキンシップが赤ちゃんのエネルギーを守る

この研究では、帝王切開で生まれた赤ちゃんを二つのグループに分けました。一方のグループには、生まれてすぐにお母さんと肌と肌を直接触れ合わせ(早期母子皮膚接触)、できるだけ早く母乳を飲ませる「早期必須新生児ケア(EENC)」を行いました。もう一方のグループには、従来通りの標準的なケアを行いました。その結果、生まれて1時間後、3時間後、6時間後の赤ちゃんの血糖値(血液中のエネルギー源)を比べると、EENCを受けた赤ちゃんたちの方が、明らかに高い数値を保っていました。血糖値が低すぎる状態(低血糖)になるリスクも、EENCグループの方が低かったのです。つまり、生まれてすぐにお母さんと密着し、母乳を飲むことが、赤ちゃんのエネルギー状態を安定させるのに役立つことがわかりました。

お母さんの母乳の出も早く、順調に

このケアは赤ちゃんだけでなく、お母さんにも良い影響を与えました。EENCを行ったお母さんたちは、母乳の分泌が本格的に始まる時期(乳生成II期)が、標準ケアを受けたお母さんたちよりも平均で約9時間も早くなりました。さらに、病院を退院する時点で「完全に母乳だけで育てている」というお母さんの割合も、EENCグループの方が約1.3倍高かったのです。生まれてすぐの触れ合いが、その後の母乳育児の成功を後押しする、とても重要なきっかけになることが示されました。

自然なプロセスが母子の健康の基盤を作る

この研究が教えてくれることは、出産という大きな出来事の直後に、できるだけ自然に近い形で母子を結びつけることの大切さです。帝王切開は必要な医療処置ですが、その後にすぐに肌と肌を触れ合わせ、母乳を与え始めるというシンプルなケアを加えるだけで、赤ちゃんの血糖調節が改善し、お母さんの母乳分泌も促されます。これは、薬や人工的な処置に頼らず、人間が本来持っている自然な力(母乳育児や母子の絆)を最大限に活かすアプローチと言えます。

おわりに

この研究結果は、オステオパシーが重視する「自然治癒力」や「身体の持つ秩序」という考え方に通じるものがあります。生まれてすぐの母子の触れ合いという、ごく自然でシンプルな行為が、その後の発達と健康の土台を強固にします。当院でも、産前産後のケアを通じて、お母さんと赤ちゃんが持つこの自然な力を最大限に引き出し、薬や手術に偏りすぎない健やかな人生のスタートをサポートしたいと考えています。一方でカンガルーケアの危険性に関する書籍もあるので、「カンガルーケア」と「完全母乳」で赤ちゃんが危ない 」こちらも参考になります。

参考リンク

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41526173/

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