
学生時代、理学療法の業界で有名な教授から”脳卒中後遺症はそんな甘い病気ではないぞ。”と指導されたことがあります。このことは、リハビリを経験した後遺症の方なら痛いほど分かることだとお察しします。これまで幾人もの後遺症の方のリハビリに関わりましたが、退院時に患者さんから感謝を述べられたとしても、自分の至らなさを感じないときはありませんでした。
しかしながら、医療や科学は日進月歩で発展し続けています。現代において困難とされることが、数年後には解決できる世界が待っているかもしれません。このような事を想像すると、施術家として新たなことにチャレンジし、結果を求め続ける姿勢こそが最も大切なことだと考えています。
また、少しでも良くなりたい、今の身体を大切にしたいと考える後遺症の方においては、現状とどのように向き合い、今後の人生を送るか、そのようなことに思いを巡らせている方が多いのではないでしょうか。
私は施術家として、脳卒中後遺症で悩まれているあなたの現状の課題に真摯に向き合い、少しでも豊かな人生を過ごすお手伝いがしたいと考えています。ご興味が湧いた方はお気軽にご連絡ください。










効果には個人差があり、全ての方に保障できるものではありません。
退院後の脳卒中の方には
訪問リハビリやデイサービス、
整骨院などに通ったり
自己流でトレーニングに取り組んでいるが、
なんだか物足りない
そのように感じている脳卒中の方
当院の施術や運動指導を試してみませんか?
当院はこれまでにない新しい方法を用いて
慢性期脳卒中の方が
少しでも自由な身体を取り戻せるよう
サポートしています
あなたは1日に10000回以上
麻痺した手足を
動かしたことはありますか?
退院後の脳卒中の方には
チャレンジする価値があります
なぜなら、科学論文や後遺症者の実話において
発症6ヶ月以上でも
運動機能が改善する
可能性が示されているからです
慢性期脳卒中においてバランス能力は改善する
慢性期脳卒中において上肢機能の改善を認めた
\退院後に運動機能を回復した実話/
脳卒中は重い病であり、
機能回復への道のりは険しく、
現代において、発症前の状態に
戻ることはありません。
しかし、このような前例を知ると
現状の悩みを解決するために
何かできることがあるのではないか、
そのように勇気づけられませんか?
当院で行う施術や運動指導は
入院リハビリとは異なる方法を用いており、
これまで効果を感じにくかった人に
有効な可能性があります

十分な時間を確保し
1人1人と
丁寧に向き合います
初診は以下の理由から90分のお時間を頂きます。
1)これまでの経過や、ご要望などを詳細にお聞きした上で施術を行うこと、
2)姿勢・動作の動画撮影などを必要に応じて行い、身体の状態を十分に共有するためです。
最新機器
環境の整った施術室
デイサービスや訪問リハビリでは中々難しい、本格的な施術や運動指導が可能
1)麻痺手改善のために開発された最新機器 『パワーアシストハンド』
空気圧を用いて、手の屈伸運動を1秒間に1回行うことが可能。60分装着すれば3600回、1ヶ月毎日行えば約11万回、半年間行えば約65万回もの運動刺激を手指へ入力できます。手指が改善されることで、日常の活動範囲(書字、食事、歯磨き、車の運転、洗濯etc)が広がることが期待できます。また、当院は株式会社エルエーピーと提携しているので、月額レンタルを特別価格【通常料金8000円⇒7200円(税抜)】でご提供することができます(当院ご利用者限定)。
2)振動マシン
運動麻痺があると歩行のリズムが崩れます。この振動マシンは両下肢にリズミカルな荷重刺激を与え、歩行リズムを調整します。
1)施術室 (電動ベッド)
2)鏡張りのトレーニングルーム (姿勢の確認やエクササイズが可能)
脳卒中リハビリの
専門家が対応
施術者(理学療法士)は総合病院・整形外科クリニック・訪問リハビリなどの勤務経験があり、脳卒中リハビリの経験が豊富です。その為、他の整骨院や整体院よりも脳卒中に特化した施術を行う事ができます。
大学院で研究活動を行い健康科学修士も取得しています。科学的視点を持ち施術や運動指導を行うよう心掛けています。

【問診】はじめに症状やお悩みなどを丁寧にお聞きします。コンディショニング前には血圧測定を行います。
【評価】理学療法士としての経験を活かし,運動麻痺の状態、関節の可動性、筋緊張、姿勢、動作などを詳細に分析します。
【施術】評価結果をもとに、揺すりを利用した筋緊張調整、上下肢・体幹の神経筋促通、筋膜リリース、姿勢調整などを行います。
【再評価】施術後に再評価を行います。
【セルフケア指導】必要に応じてご自宅で可能なセルフケアを指導させて頂きます。
【お会計】クレジットや楽天PAYでのお支払いも可能です。ご希望があれば、次回以降のご予約/プランの相談を行い、終了となります。

基本的な運動「座る」「立つ」「歩く」などは『無意識』にコントロールされています。あなたは子供の頃、歩き方を考えて覚えましたか? おそらく歩き方を考えて習得した人はいないと思います。
人は本来運動を『意識』だけで行うことはできないのです。たとえば、手を前の物へ伸ばそうとしたとき
目的物にあわせて肩・肘・手・指の角度はそれぞれ適度に調整されますが、それぞれの関節の位置関係を「肩は何度くらいにして、手首はこれくらいに曲げて、指はこのタイミングで開いて、、、」と一つ一つ考えることはありません。
人の身体には約200個の骨と600以上の筋肉があります。
これだけある組織を意識のみで動かすことは不可能なのです。そのため、脳卒中の立つ・歩くなどの基本的な運動を行うには無意識の運動制御が必要不可欠なのです。
運動制御機構には大きく2つの経路があり、1つ目は意識的に働く外側運動制御系、2つ目は無意識に働く内側運動制御系です。
本来、これら2つの制御機構が働くことで運動は生まれます。両者ともに大切な役割を持ちますが、まずは無意識に働く内側運動制御系を活性化することが重要です。内側運動制御系は身体感覚を情報源として働きます。そのため、無意識下での運動制御を高めるには感覚情報を入力する必要があります。
ヒトは外部刺激(環境)を感覚情報として受け取り、その情報をもとに運動を行います。さらに、出力された運動は再び感覚情報として脳に取り込まれます。この過程はヒトが生きている間、常に繰り返し行われます。このような現象を”知覚運動の循環”といいます。
無意識に働く内側運動制御系が働いている状態とは、まさに知覚運動の循環が円滑に行われている状態と考えられます。脳卒中後遺症の方は、感覚や運動の神経回路に損傷が生じているので、この循環に滞りがある状態の方が非常に多いです。当院ではこの感覚・運動・環境の相互の関係性が少しでも適切なものになるよう『高頻度の感覚入力』を行います。
運動麻痺が生じることで、運動量の不足、筋緊張の亢進、循環・代謝不全が引き起こされ、ファシア(筋膜などの膜組織)の緊張バランスが不均一になったり、硬度上昇が生じます。ファシアには感覚受容器が豊富に含まれており、感覚を脳に伝える働きがあります。そのため、ファシアの不均衡や硬度上昇は感覚機能の低下をもたらします(下図:ファシア)。
施術では主に左右対称性の揺すりをベッド上や立位などで時間をかけて行い、筋肉・筋膜の緊張を整えます。また、必要部位には直接的に関節運動を促すストレッチやマッサージを行います。これらは負担の少ない方法ですので、受け手側はリラックスして施術を受けられます。また、筋膜の緊張が整うことは、血管やリンパなどの循環器系や神経系などにも好影響を及ぼします。
手や足が動き難い方に対しては、神経筋再教育を施します。手の筋肉などをマッサージで十分整えた後に、反復運動を高頻度(5000~10000回程度)に繰り返すことで、麻痺した手足の活性化を図ります。事前にこれらの操作を行った上で、自発的な運動練習を行えば効率的なトレーニングになります。また、当院ではパワーアシストハンドを利用し、麻痺側の手指を徹底的に刺激することも可能です。
脳卒中後遺症の方は姿勢の偏りを示すことが多くあります。それにより、運動が上手く行えないことや、内臓などへの負担増大が生じる可能性が高まります。各人の姿勢を詳細に分析した上で姿勢調整なども行います。さらに、必要に応じて体幹筋群の活性化を図るエクササイズや呼吸法、立位・歩行などの動作練習なども実施させて頂きます。
当院ではお身体の状態を維持するメンテナンスも大切にしています。
再発予防、より健康な身体づくりをサポートします。


現在の医療制度では、脳卒中後の回復期病棟でのリハビリテーションは5ヶ月が期限として定められています。その理由として、脳卒中発症後の身体機能の向上は、半年でプラトー(限界)になると一般的に判断されているからです。
しかしながら、このような判断は全ての脳卒中後遺症者に該当するとは言えません。また、医療機関で勤めていた経験から、入院リハビリにおいて、担当セラピストの経験年数や知識・技術などは様々であり、退院時のお身体の状態は担当するセラピストによって、大きく左右されます。さらに、現状の脳卒中のリハビリは依然としてエビデンスが不十分とされており、残念ながら治療の答えはなく、現場のスタッフは手探りで良い治療法を探している一面もあります。
確かに、発症後の経過が長いほど、脳機能の改善率が低下するのは事実です。しかしながら、このような状況下で発症半年で限界と判断し、機能回復への希望を捨てることは、全ての後遺症の方にとって、本当に適切な判断なのでしょうか。
一方、半年で限界とは言われているものの、退院後の日常の過ごし方は、その後の身体機能や日常生活に影響を及ぼすということが報告されています。下の図をご覧下さい。
これは、脳卒中発症後の身体機能や日常生活活動の回復曲線です。この報告では、発症6ヶ月以降におけるリハビリや日常生活の活動量は、回復の程度に影響を及ぼすことが示されています。このことから、退院後にリハビリを行うことは、その後の健康状態や生活の質を左右するということが判断できます。一方で、将来的な拘縮・筋力低下・転倒・骨折・寝たきりなどの発生リスクや、それに伴う家族の介護負担の増大などが懸念されており、後遺症のケアを行うことは重要です。
現在、脳卒中後遺症で通院している人は約120万人にのぼります。しかしながら、退院後に麻痺を患った方が自分一人でケアを行うことは容易ではありません。また、退院後に身体のメンテナンスや機能回復を望んでも、十分に補える場はそう多くありません。
もし、あなたが少しでも動けるようになれば、以前より歩くことが快適になったり、将来的な寝たきりのリスク、家族の介護負担を軽減することが期待できます。現在は期間限定で初回無料体験を実施しています。この機会に当院での施術や運動指導を試してみませんか?

佛教大学を首席で卒業後、京都武田病院の回復期リハビリテーション病棟にて脳卒中後遺症や脊髄損傷、人工関節などのリハビリに携わった。病院勤務の傍ら京都橘大学大学院へ進学し、姿勢分析や依存症に関する研究を行い、修士号を取得。その後は、慢性疼痛外来の増田医院にてハイドロリリース後の理学療法に従事。その後、京都オステオパシーセンターOQにて活動開始。
メニュー



~よくあるご質問~
Q:施術室は1Fですか?
A:副院長の施術は基本的に2Fで行っています。階段には手すりが設置されていますが、昇り降りが難しい場合は、1Fの施術室を使用します。1Fの場合は車椅子での来院も可能です。ご予約の際に事前にご相談下さい。
Q:当日の予約は可能ですか?
A:予約枠に空きがあれば、即時対応させて頂きます。
Q:駐車場はありますか?
A:申し訳ございませんが、駐車場はございません。近隣にコインパーキングがありますので、そちらをご利用ください。駐輪場はありますので、自転車・バイクでのご来院は可能です。
Q:80歳以上でも施術を受けれますか?
A:はい、問題ありません。副院長の大村は10歳~90歳代と幅広い年齢層の施術経験があります。ご高齢な方はもちろん、術後急性期で痛みが強い方、運動麻痺で立つことができない方、寝たきりの方と関わった経験も豊富です。施術はソフトなタッチでご対応させて頂いていますので、ご高齢の方も安心して施術を受けられています。
Q:健康保険は使えますか?
A:当院では保険診療は行っておらず、自費での施術のみをご提供させて頂いています。
お電話ありがとうございます、
京都オステオパシーセンターOQでございます。