みなさん、こんにちは。京都オステオパシーセンターOQの大村颯太です。
Note記事ではオステオパシーや健康に関する情報を定期的に配信しています。本日のテーマは「『良い姿勢』とは何か? ― 歴史と現代から考える新しい視点」で、院長の坂田が投稿した内容を掲載しています。
「もっと背筋を伸ばして」「ちゃんと立ちなさい」といった言葉は、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
現代では「座ることは新しい喫煙である」とまで言われるように、姿勢は健康や生産性と直結するものとして語られることが多くなっています。
しかし「良い姿勢」とは一体何を意味するのでしょうか?
記事の中では、姿勢が単に身体的な形を指すだけではなく、時代や文化において「社会規範」や「道徳」と結びついてきた歴史が紹介されています。
例えば、
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古代ギリシャでは直立姿勢を理性や神聖さの象徴とした
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中世の修道士は、直立を「働く者の姿勢」として信仰的価値と関連づけた
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18世紀のヨーロッパでは「立つこと」が生産性や健康を高めると説かれた
といった具合に、「良い姿勢」はその時代の理想像や価値観と結びついてきました。
では、私たちは今どのように「姿勢」を捉え直すことができるのでしょうか?
記事では「姿勢を動的なプロセス(動詞)として考える」という新しい視点が示されています。
つまり、姿勢は固定された形ではなく、環境や活動に応じて常に変化し続ける「調整の過程」だということです。
モーシェ・フェルデンクライスの言葉を借りれば、良い姿勢とは「最小限の労力で最大限の効率で動ける状態」。
外見的な美しさや教科書的な形ではなく、実際にどれだけ体が効率的に機能しているかにこそ意味がある、という考え方です。
私たちは日常生活の中で、つい「理想的な姿勢」を求めがちです。ですが、記事が伝えているのは、外部から押し付けられた理想ではなく、自分自身の身体が環境とどう対話しながら最適なバランスを見つけているかに目を向ける大切さです。
京都オステオパシーセンターOQでは、このような「身体本来の機能性」に着目し、症状や痛みの背景にある全体的なバランスを評価・施術しています。
ぜひ一度、記事をご覧ください。新しい「姿勢観」を持つことで、今までと違った身体との付き合い方が見えてくるはずです。
👉 Note記事はこちらからご覧いただけます:
なぜ、私たちは「ちゃんと立て!」と言われるの? 「良い姿勢」の漠然性と規範性
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