はじめに
こんにちは、京都オステオパシーセンター2Fの大村颯太です。今回は、アメリカの医療界で今、何が起きているのかをお伝えします。薬や手術だけに頼らない、身体全体を見る医療「オステオパシー」を学ぶ医学生が、過去90年間で約18倍にも増え、今や全医学生の4分の1以上を占めているのです。この記事を読めば、世界の医療の潮流がどこに向かっているのか、そしてそれが私たちの健康観にどのような影響を与えるのかがわかります。
90年で18倍!驚異的な成長を遂げるオステオパシー医学
アメリカオステオパシー医学協会(AOA)の最新レポートによると、アメリカで「DO(オステオパシー医)」として働く医師と、その卵である学生を合わせた数は、約20万7千人に達しました。これは1935年と比べて、実に1,721%(約18倍)という驚くべき増加です。今、アメリカでは、医師全体の約11人に1人がDOです。そして、もっと未来を見ると、医学部で学ぶ学生の4人に1人以上がDOの道を選んでいます。これは、オステオパシー医学が単なる「もう一つの選択肢」ではなく、医療の主流として確実に根付き、成長し続けていることを示す強力な証拠です。
なぜ多くの学生がDOを選ぶのか?その魅力とは
なぜこれほど多くの若者がオステオパシー医を目指すのでしょうか?大きな理由の一つは、その医療の考え方にあります。オステオパシーは、痛いところだけを見るのではなく、身体全体を一つのつながったものとして捉えます。骨や筋肉(構造)の状態が、内臓の働き(機能)や健康全体に影響を与えると考え、優しい手技(OMT)で身体のバランスを整えることを重視します。薬や注射、手術だけに頼りすぎない、この「全体的(ホリスティック)なアプローチ」が、多くの患者さんはもちろん、未来の医師である学生たちの共感を呼んでいるのです。また、アメリカにおけるDOの資格は一般的な医師(MD)と完全に同等で、同じ国家試験を受け、同じ病院で研修し、内科から外科、産婦人科まで、あらゆる分野の専門医になることができます。この「選択肢の広さ」も人気の理由です。
未来の医療を変える?25%の学生が意味するもの
学生の25%以上がDOを目指しているという事実は、非常に重要な意味を持ちます。というのも、彼らが将来、医師となって現場に立つ頃には、アメリカの医療提供の形そのものが、今よりもっと多様なものに変わっている可能性が高いからです。オステオパシーの「身体の自然な治癒力を引き出す」という哲学を持った医師が増えれば、地域の診療所(プライマリ・ケア)から大病院まで、あらゆる場所で、薬や手術以外の選択肢がより当たり前に提供される社会に近づきます。これは、患者さん一人ひとりが、自分の身体と向き合い、より自然な形で健康を目指すことを後押しする流れと言えるでしょう。
おわりに
このニュースは、私たちが日々目指している「薬に頼りすぎない人生」や「身体が本来持つ力を信じるケア」が、世界的に見ても確かな潮流であることを教えてくれます。一方でオステオパシーが現代医療との融和を図る上で伝統的な考えが薄れていく危険性も孕んでいます。伝統的な哲学と現代社会情勢との調和を持ちながら、よりより医療サービスが普及することを期待します。アメリカで未来の医師の4人に1人が学んでいるこの考え方が、やがて日本にももっと広がり、誰もがより健やかに生きられる選択肢が増えていくことを心から願っています。
参考リンク
https://x.com/AOAforDOs/status/1994866498641240488
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