オステオパシーの歴史:その起源と発展②

オステオパシーの歴史:その起源と発展②

 

みなさん、こんにちは。

京都オステオパシーセンターOQの大村です。

本日も前回に引き続きオステオパシーについて簡単に投稿しています。

こちらの方が記載していた情報をもとにまとめています。

はじめに

オステオパシーは19世紀後半にアメリカで誕生した手技療法であり、その後、全世界に広がり、多くの人々に支持されています。本記事では、オステオパシーの基礎となる概念を深掘りし、身体構造と病気の関係、血液循環の重要性、さらにはオステオパシーが取り組む体液循環システムについて解説します。

1. 病気と身体構造

オステオパシーの創始者であるアンドリュー・テイラー・スティルは、病気の多くが身体構造や形態に異常から生じると考えました。彼は、解剖学的異常状態が生理学的崩壊と適応力の低下を引き起こすと教えています。病気は神経が部分的または完全に機能しなくなり、生命の体液を適切に伝導できなくなる結果として現れると述べています。

スティルはまた、症状は多くの場合、体液の蓄積(鬱血や炎症)によって刺激された神経の表現であると認識しました。環境によるトラウマや大気の急激な変化、身体的または感情的なショックや惰性が、正常な代謝プロセス、体液、神経活動を阻害すると考えています。

 

2. 血液循環の重要性

スティルは、健康の鍵は血液循環の良好さにあると考えました。彼は「動脈の支配は絶対的、普遍的であり、妨げられてはならず、さもないと病気になる」と強調しました。血液は、酸素や栄養素を細胞に供給し、老廃物を排出する重要な役割を担っています。もし血液の流れが妨げられると、組織の健康が損なわれ、病気が発生する可能性があります。

オステオパシーでは、骨格や筋肉の調整を通じて血流を改善し、身体の自然治癒力を促進します。たとえば、脊柱の歪みを修正することで、周囲の血管や神経の圧迫を解放し、正常な循環を取り戻すことが期待されます。

3. オステオパシーと血液・神経・リンパ・脳脊髄液

オステオパシーは、血液循環だけでなく、神経、リンパ液、脳脊髄液の流れも重要視しています。これらの体液の循環がスムーズであることは、全身の健康を維持するために不可欠です。

血液

血液の流れが悪くなると、組織への酸素供給が不足し、炎症や痛みが引き起こされることがあります。オステオパシーは、筋膜や骨格の調整を通じて血流を改善します。

神経

神経系は、体内の情報伝達の役割を担っています。骨格の歪みや筋肉の緊張が神経を圧迫することで、痛みや機能障害が生じる可能性があります。オステオパシーでは、こうした神経の圧迫を解放する技術が用いられます。

リンパ

スティルは、リンパの流れが妨げられないことの重要性を指摘しました。リンパ液は、免疫機能や老廃物の排出に関与しています。リンパの流れが滞ると、むくみや感染症のリスクが高まります。オステオパシーの施術は、リンパ循環の改善にも寄与します。

脳脊髄液

脳脊髄液は人体に含まれる最も高濃度の成分であり、脳がこの液体を豊富に供給しなければ、身体は不自由な状態のままとなります。脳脊髄液は、健康状態を維持する上で非常に重要です。この流れが乱れると、頭痛や集中力低下などの症状が現れることがあります。オステオパシーでは、頭蓋骨や背骨の微細な調整を通じて脳脊髄液の循環を正常化することを目指します。

終わりに

オステオパシーは、病気の原因を身体構造や体液循環に求め、それを調整することで自然治癒力を引き出す療法です。血液、神経、リンパ、脳脊髄液という4つの主要な流れを重視する点が特徴であり、これらを調整することで全身の健康をサポートします。

この歴史と理念を理解することで、オステオパシーの効果や重要性をより深く知ることができるでしょう。

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