変形性股関節症 歪むから痛い?痛いから歪む?

はじめに

変形性股関節症の患者さんからよくいただく質問に「歪んでいるから痛いのか?それとも痛いから歪んでいるのか?」というものがあります。実はこの答えは一方だけではなく、両方の可能性があります。ただし、変形性股関節症の場合は「痛みを回避するために歪んでいる」ケースが目立ちます。


1. 変形性股関節症の典型的な姿勢

変形性股関節症では次のような姿勢がよく見られます。

  • 骨盤の前傾
  • 腰の反り(反り腰)
  • 痛みのある側への体幹の傾き(側屈)
  • 膝のねじれ

これらは単なる姿勢の癖ではなく、多くの場合「痛みを避けるための代償動作」です。


2. 代償的な歪みはもどすと痛い

歪みが「痛みを避けるためのもの」かどうかは簡単に判断できます。

  • 立位で骨盤がねじれている場合、それを正中に戻そうとすると痛みが強まる → 痛みを避けるための代償的な歪み。
  • 一方、歪みそのものが原因であれば、手で歪みを整えると痛みが軽減します。

つまり、変形性股関節症の多くは「痛みが先」で、それに合わせて姿勢が崩れていくのです。


3. 痛いから歪む(骨盤前傾・反り腰・上半身の傾き・膝の捩れ)

骨盤前傾や反り腰、上半身の傾き、膝のねじれなどは「痛みを避けるための工夫」であり、体が自然に取ってしまう動きです。したがって、素人判断で「正しい姿勢」に戻そうとすると、かえって痛みを悪化させるリスクがあります。必ず専門家の評価を受けて対応することが大切です。


終わりに

変形性股関節症の痛みの本質は、骨髄内の炎症にあります。その結果、歩き方や姿勢に歪みが生じます。無理に姿勢を矯正するのではなく、まずは専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。骨髄内炎症に関しては別記事や動画で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

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