変形性股関節症 なぜ変形が生じるのか?

はじめに

「股関節が変形していると言われたけど、なぜ変形するの?」

そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

変形性股関節症は、単なる「関節の老化」ではありません。

その背景には、身体の使い方や循環、骨の質など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。

今回は、「なぜ股関節に変形が生じるのか?」について、

3つの視点からやさしく解説していきます。

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1.変形の意義

まず最初に考えたいのは、「変形すること自体には意味がある」ということです。

実は、関節の変形は身体の順応反応でもあります。

たとえば、関節への局所的な負担が続くと、体はそれに適応しようとして、

関節面を広げるような変形を起こすことで、ストレスを分散させようとするのです。

つまり、変形は「悪」ではなく、

身体が今の状態に対応しようとする結果でもあるのです。


2.変形の要因 機械的ストレス

変形性股関節症の大きな要因のひとつは、「関節への過剰なストレス」です。

たとえば次のようなケースです:

  • 臼蓋形成不全(股関節の受け皿が浅い)
  • 先天性股関節脱臼の既往
  • 肥満による関節への負荷増加
  • 張力バランスの崩れ
  • 脊柱の衝撃吸収機能の低下

 

した問題により、股関節のある一部にばかり負担がかかり、

それが長期間続くことで変形が生じていきます。

本来、衝撃を吸収すべき全身のバランス機構がうまく働いていないと、

股関節が代償してしまうのです。


3.変形の要因 骨の脆弱性

もうひとつ見逃せないのが、「骨そのものの質」の問題です。

  • 加齢による骨密度の低下
  • ホルモンバランスの乱れ(特に女性ホルモン)
  • 血流不良や静脈うっ滞、高血圧
  • ステロイドの長期使用

こういった要因によって骨が弱くなると、関節にかかる圧力に耐えられず、

変形が起こりやすくなります。

また、MRIなどで強い痛みがあるケースでは、大腿骨頭の骨髄に炎症が確認されることもあります。

これは、骨の内部で微細な損傷や循環不全が起きている可能性を示唆します。


終わりに

変形性股関節症の変形は、「年齢のせい」と片付けられることが多いですが、

その背景には、力学的な負担の集中骨・循環の問題が潜んでいます。

つまり、変形の進行を緩やかにしたり、痛みを軽減するには、

身体全体のバランス調整循環改善生活習慣の見直しが非常に重要なのです。

当院では、オステオパシーによる全身の調整を通じて、

股関節に負担をかけにくい身体づくりをサポートしています。

「変形しているから仕方ない」と諦める前に、

一度、身体の状態を根本から見直してみませんか?


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