変形性股関節症 むくみ改善 セルフケア

はじめに

変形性股関節症は股関節の痛みだけでなく、むくみ(浮腫)も併発することがあります。痛みとむくみは密接に関連しており、適切なセルフケアが症状の改善に役立ちます。本記事では、股関節の痛みとむくみの関係から具体的なセルフケア法、さらに栄養面でのアプローチまで紹介します。

1. 股関節の痛みとむくみの関係 骨髄浮腫について

変形性股関節症では、股関節周囲の骨の内部に骨髄浮腫(BME)が起こることがあります。骨髄浮腫はMRIで確認され、痛みの強さや関節の変形の進行と関連していると報告されています。さらに、股関節の炎症や滑液包の腫れが血管を圧迫し、下肢のむくみを引き起こすこともあります。こうしたむくみは放置すると症状を悪化させるため、早めのケアが重要です。

2. 腹式呼吸 & 足パンピング

むくみ改善には、リンパや静脈の流れを促進する運動が効果的です。

  • 腹式呼吸は横隔膜の動きを活発にし、腹部の静脈還流を促します。深くゆっくりした呼吸を1日に数回取り入れましょう。
  • 足パンピングは足首を上下に動かし、ふくらはぎの筋肉を収縮させて血液やリンパの流れを助けます。椅子に座ったままでも簡単にできるため、こまめに実施してください。

これらのセルフケアは股関節の痛みを和らげ、むくみの軽減にも繋がります。

3. 栄養でむくみ改善

むくみの改善には栄養面からのアプローチも欠かせません。特に以下の栄養素が科学的に効果が認められています。

  • カリウム:体内の余分な塩分と水分の排出を促進し、むくみを軽減します。バナナやほうれん草、アボカドなどが豊富です。
  • マグネシウム:筋肉の緊張を和らげ血流を良くし、ナトリウムの過剰貯留を防ぎます。ナッツ類や全粒穀物、緑葉野菜に多く含まれます。
  • ビタミンB6:ホルモンバランスを整え、特に月経前のむくみを軽減します。鶏肉や魚、バナナなどが良い供給源です。
  • 水溶性食物繊維:腸内環境を改善し、塩分の吸収を抑えます。オーツ麦や豆類、りんごなどに含まれています。
  • 抗酸化物質(ビタミンCやポリフェノール):血管の健康を保ち、むくみの原因となる血管透過性を改善します。柑橘類やベリー類、緑茶などがおすすめです。

また、塩分の過剰摂取はむくみを悪化させるため控えめにし、適切な水分補給を心がけましょう。

終わりに

変形性股関節症の痛みやむくみは生活の質を大きく左右します。痛みの原因となる骨髄浮腫の理解とともに、腹式呼吸や足パンピングなどの簡単なセルフケアを日常に取り入れ、さらに栄養面での工夫を行うことで症状の改善を目指しましょう。何か気になる症状があれば専門家への相談も大切です。


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