9. 変形性膝関節症 歩く時に踵から地面に着いた方が良いですか?

はじめに

「膝の痛みがあるとき、正しい歩き方はどうすればいいの?」

変形性膝関節症の方からよくいただく質問です。特に「踵から地面に着いた方が良いのか」という点について、専門的な視点から解説します。

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1. 正常歩行は踵接地

私たちが健康な状態で歩くとき、通常は踵から地面に着きます。これが「踵接地」で、足裏全体に体重をスムーズに移動させる役割を果たします。しかし、これはあくまで正常な関節機能や筋肉の働きがある場合の話です。


2. 歩行はオートマティック、踵から接地できない理由を考えるべき

歩行は私たちが意識しなくても自動的に行われる動作で、これはCPG(中央パターン発生器)や内側運動制御系といった神経ネットワークによってコントロールされています。

もし「踵から着けない」と感じる場合、その背景には痛みの回避、関節可動域の制限、筋力低下、感覚異常などの要因が隠れているかもしれません。単純に「踵で着地しないといけない」と考えるよりも、なぜできないのかを探ることが重要です。


3. 無理に踵から接地する必要なし、自然に歩こう

無理に踵から地面に着こうとすると、逆に膝や股関節に負担をかけることがあります。歩行は自動的な運動であるため、自然に歩ける範囲で、痛みのない動きを優先することが大切です。

もし歩き方に不安を感じる場合は、姿勢や関節の可動性を整えるアプローチを取り入れることをおすすめします。


終わりに

「踵から接地できない=悪い歩き方」ではありません。大切なのは、今の身体にとって無理のない歩き方をすることです。当院では、膝の痛みの背景にある身体のバランスを整えるサポートを行っています。気になる方はお気軽にご相談ください。

 

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