はじめに
脊柱管狭窄症の手術を受けたのに、痛みや痺れが改善しない——そんな悩みを抱えている方は少なくありません。実際、多くの研究でも手術後に症状が続くケースが報告されています。本記事では、術後に「失敗した」と感じる割合や、痛みや痺れが消えない要因、そして手術が失敗しやすい特徴について解説します。
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1.脊柱管狭窄症の術後に失敗と3割が感じる!?
脊柱管狭窄症の手術後、約3割の患者が「失敗だった」と感じています。研究データによると、手術後12か月の時点で2,950人(33.2%)が「失敗」と分類され、そのうち1,921人(21.6%)は「悪化」と判定されました。特に、腰痛が主症状だった患者は手術の効果が低いと考えられています。
2.症状が消えない要因5つ
手術後に痛みや痺れが消えない主な要因として、以下の5つが考えられます。
- 長期的圧迫により神経自体が損傷 → 症状の完全消失は難しいが、緩和は可能
- 脊柱管内の血液循環不全 → 改善可能
- 脊柱管内の炎症が消失していない → 改善可能
- 脊柱管由来の症状ではない → 精査が必要
- 手術による後遺症(創部) → 改善可能か検討
3.失敗しやすい特徴3選
以下の特徴を持つ方は、手術の効果が出にくい可能性があります。
- 過去の脊椎手術歴がある
- 12か月以上続く慢性的な腰痛がある
- 70歳以上の高齢者
手術の目的は「脊柱管の断面積を増やして脚の痛みを軽減し、歩行能力を改善すること」です。そのため、手術前から主に腰痛を訴えていた方は、手術の恩恵を受けにくい可能性があります。
終わりに
脊柱管狭窄症の手術は、すべての患者にとって万能な解決策ではありません。手術前に、画像検査だけでなく整形外科的テスト(動作や触診による検査)を行い、本当に手術が必要かを見極めることが重要です。また、手術の前に保存療法(適度な運動・食生活の改善・ストレス管理など)を試みることも有効です。痛みや痺れに悩む方は、一度総合的なアプローチを検討してみてはいかがでしょうか。
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