帝王切開後の癒着について
みなさん、おはようございます。
京都オステオパシーセンターOQの大村です。
本日は帝王切開後の癒着について簡単に投稿しています。
帝王切開後に腰痛など身体の不調を感じる方はご覧になってみてください。
はじめに
帝王切開は出産方法の一つとして広く行われており、
母子の安全を確保するために必要不可欠な手術です。
しかし、術後に「癒着」という問題が発生することがあります。
この癒着は、様々な不調を引き起こす原因となるため、
正しい知識を持つことが大切です。
今回は、帝王切開後の癒着について詳しく解説します。
1. 帝王切開後の癒着の割合
帝王切開後の癒着は、比較的高い割合で発生します。
ある報告によると、1回目の帝王切開では約24% ~ 46%、
2回目以降では43-75%に達するとも言われています。
癒着が進行すると、腸閉塞や慢性的な腹痛、
骨盤の歪みなどの問題を引き起こす可能性があります。
特に、複数回の帝王切開を経験している場合、
癒着のリスクが高まるため、注意が必要です。
2. 帝王切開で切開する組織
帝王切開では、以下の組織を順に切開します。
- 皮膚
- 皮下脂肪
- 筋膜(腹直筋鞘)
- 腹直筋(引き分ける)
- 腹膜
- 子宮壁
これらの組織を切開・縫合する過程で、
癒着が生じることがあります。
特に、腹膜や子宮壁の癒着は、
内臓の動きを制限し、滑走生不全を引き起こします。
3. 滑走生不全・骨盤の歪み・循環不全
癒着が生じると、内臓や筋膜がスムーズに動かなくなり、
滑走生不全が発生します。
この状態が続くと、骨盤の歪みや姿勢の崩れにつながり、
腰痛や肩こりなどの不調を引き起こすことがあります。
また、癒着によって血流やリンパの流れが滞り、
循環不全が生じることもあります。
これにより、冷えやむくみ、慢性的な疲労感が現れることがあります。
これらの問題を解消するためには、
腹部マッサージや腹部のエクササイズ、
腹式呼吸が有効です。
これらのケアにより、滑走性を改善し、
骨盤の歪みを整え、循環を促進することができます。
終わりに
帝王切開後の癒着は、思わぬ体調不良の原因になることがあります。
滑走生不全や骨盤の歪み、循環不全といった問題を防ぐためには、
早期のケアと適切な対策が重要です。
特に、腹部マッサージやエクササイズ、
腹式呼吸を取り入れることで、
癒着による不調を和らげることが期待できます。
当院では、オステオパシーを用いたアプローチで、
癒着による不調の改善をサポートしています。
帝王切開後の違和感や不調にお悩みの方は、
ぜひ一度ご相談ください。
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