「変形性膝関節症 PRP療法で痛みが再発する理由」

変形性膝関節症 PRP療法で痛みが再発する理由

 

みなさん、こんにちは。

京都オステオパシーセンターOQの大村です。

本日は近年流行りのPRP療法についての投稿です。

また、PRP療法で痛みが再発した場合、どのようなことが考えられるのか、

簡単にまとめていますので、興味のある方は参考にしてみてください。


はじめに

変形性膝関節症(膝OA)に対する治療法のひとつとして、PRP療法が注目を集めています。

PRP(多血小板血漿)を膝関節に注射することで、痛みの緩和や組織修復を目指すものですが、

「痛みが再発した」という声も少なくありません。

なぜPRP療法で痛みが再発するのでしょうか?

本記事では、その理由を解説するとともに、痛みの再発を防ぐための対策について考えていきます。


1.PRP療法とは

PRP療法とは、自分の血液から多血小板血漿(PRP)を抽出し、

それを痛みのある部位に注射する再生医療の一種です。

PRPには成長因子や抗炎症性サイトカインが含まれており、

組織修復や抗炎症作用が期待されています。

特に変形性膝関節症に対しては、痛みの緩和や軟骨の修復を目的として使用されています。

しかし、PRPの効果には個人差があり、再発するケースがあることも事実です。


2.PRP抗炎症効果

PRPには、IL-1ra(インターロイキン-1受容体拮抗因子)や

TNFαソルブルレセプターなどの抗炎症性サイトカインが含まれています。

これらの成分が炎症を抑えることで、痛みが軽減されると考えられています。

しかし、PRPの成分は個人差が大きく、抗炎症成分の量に10倍近い差があることもあります。

そのため、効果が長続きしない場合や、痛みが再発するケースが見られます。

また、PRPは炎症を一時的に抑えるだけで、根本的な原因を改善するわけではありません。


3.膝の変形を進行させる要因を改善しよう

膝の変形を進行させる要因には、構造、精神、栄養、環境などが関与しています。

PRP療法は炎症を抑える効果はあるものの、これらの要因を改善することはできません。

例えば、膝の構造的な問題が原因であれば、PRPを注射しても負担がかかり続け、痛みが再発する可能性があります。

また、栄養不足やストレス、生活環境の影響も膝の状態に影響を与えるため、

これらを総合的に見直すことが重要です。

根本的な原因を改善せずにPRPに頼るだけでは、再発のリスクを避けることは難しいでしょう。


終わりに

PRP療法は、変形性膝関節症の痛みを和らげる効果が期待されている治療法です。

しかし、痛みが再発する理由は、膝の変形を進行させる要因にアプローチできていないことにあります。

構造的な問題、精神的ストレス、栄養の偏り、生活環境など、

さまざまな要因を総合的に見直すことが、痛みの再発を防ぐ鍵となります。

当院では、身体全体のバランスを整えることで、根本的な改善を目指しています。

膝の痛みにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。


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