腰椎椎間板ヘルニア

こんな悩みはありませんか❓

  • 腰やお尻の強い痛みを感じる
  • デスクワークが苦痛
  • 朝起きたときに腰が固まる
  • くしゃみや咳で腰に響く
  • 整形外科やリハビリに通っても改善しない
  • 手術を勧められて不安

当院は手術や薬に頼らず腰椎椎間板ヘルニアを改善するための治療院です

当院の施術について

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一般的に腰椎椎間板ヘルニアの治療には牽引や薬物療法、手術などが行われることが多いですが、それらの方法では症状が改善しないことがあります。これらの治療で症状が改善しない理由は3つあります。

①血流の問題が改善されない:手術などを行うことで、神経の圧迫が解放されることがありますが、神経周囲の血流不全が十分に改善されない可能性があります。その結果、血液から神経への栄養供給が不足して痺れや痛みが持続する可能性があります。

②ヘルニア部位以外の柔軟性の低下:ヘルニアが突出する理由として、物理的ストレスの影響があります。障害部位以外の背骨の動きが乏しい場合(例えば胸椎などの動きが少ない状態)は下部腰椎の力学的なストレスが増大します。その結果、痛み止めや手術などを行っても再発する可能性があります。

③ヘルニア以外の問題で症状が出現している:ヘルニア=腰痛ではありません。実際的に過去の研究ではヘルニアが出ているにもかかわらず腰痛を感じていない方は6割近く存在していることがわかっています。そのため、ヘルニアがあるから腰の痛みが生じていない場合があります。その場合、腰椎椎間関節や椎体間関節由来の痛み、仙腸関節の問題、内臓の問題など他の要因による症状出現の可能性があります。

また、最近の海外研究では、腰椎椎間板ヘルニアの約66%が自然に吸収・回復するというデータがでています。

これらのことから、重篤な神経症状(運動麻痺や感覚障害、膀胱直腸障害)などが生じていない場合は、まずは保存的な治療方法を選択することが肝要です。また、保存療法を試みたにも関わらず改善が見込めない場合のみ最終手段として手術を選択するべきです。

腰椎椎間板ヘルニアが自然に小さくなる主なメカニズムは、以下の3つが挙げられます。

  1. 髄核の脱水と収縮:ヘルニアの内容物が水分を失い縮小する。
  2. 椎間板の退縮:突出した部分が縮小していく。
  3. 炎症反応と貪食:マクロファージなどの免疫細胞が異物と認識し、分解・吸収する免疫反応が生じる。硬膜外腔での循環が吸収に影響している可能性が考えられる。

 

特に炎症反応と貪食を促すには、血流改善、免疫機能の正常化が重要になることが考えられます。

また、腰椎椎間板ヘルニアのリスク要因として、椎間板変性があります。健康な椎間板は、髄核が豊富な水分とプロテオグリカンを含むゲル状の組織であり、衝撃吸収の役割を果たしています。しかし、椎間板の変性が進むと、髄核が乾燥し、弾力を失ってしまいます。これにより椎間板は外部からの圧力に耐えきれず、線維輪が損傷し、髄核が飛び出してしまいます。この状態が腰椎椎間板ヘルニアであり、椎間板の変性を防ぐことが症状改善や再発予防に重要です。変性の理由と対策を5つ挙げます。

① 酸化

板細胞が酸化ストレスを受けると、細胞外マトリックスの分解が促進され、椎間板の構造が劣化します。抗酸化作用のある食品(ビタミンC、ポリフェノールを含む食品)を摂取することが重要です。

② グルコース供給不足

間板は血管が乏しく、栄養供給が限られています。特にグルコースの不足は、細胞のエネルギー代謝を低下させ、椎間板の修復能力を低下させます。適度な糖質摂取(果物やはちみつなど)が推奨されます。

③ 動脈硬化

動脈硬化により、椎間板への血流が悪化し、栄養供給が不足します。適度な有酸素運動やストレッチ、抗酸化食品の摂取が予防に役立ちます。

④ 喫煙

喫煙は微小循環を悪化させ、椎間板への酸素供給を低下させます。その結果、細胞の修復能力が低下し、変性が進行します。禁煙することが椎間板の健康を保つために重要です。

⑤ 石灰化

加齢や変性によって、椎間板の終板が石灰化しやすくなります。石灰化は栄養供給を妨げ、変性を進行させます。ビタミンCや微量ミネラルを摂取することで、予防に努めましょう。

⑥ 物理的負荷増大

長時間の前かがみ姿勢、体幹筋群の機能低下、過度な負荷のかかる動作は、椎間板の負担を増大させ、変性を促進します。適度な運動、特に体幹トレーニングを取り入れることが推奨されます。

 

このようなことから、椎間板ヘルニアを自然に改善していくには、血流改善・免疫機能の正常化・食生活の改善・禁煙などが必要です。当院ではヘルニアを改善するために、【血流改善】【背骨の柔軟性改善】【硬膜リリース】【身体全体の構造調整】【運動指導】などを行うことで、根本的な症状改善や緩和を図っています。

施術の流れ

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問診

はじめに症状やお悩みなどを丁寧に問診させて頂きます。

当院3つの特徴

十分な時間を確保し1人1人と丁寧に向き合います

初診は以下の理由から70分のお時間を頂きます。

1)これまでの経過や、ご要望などを詳細にお聞きした上で施術を行うこと、

2)姿勢・動作の動画撮影などを必要に応じて行い、身体の状態を十分に共有するためです。

 

整った施術室で本格的な施術・運動指導

1)施術室 (電動ベッド)

 

2)鏡張りのトレーニングルーム (姿勢の確認やエクササイズが可能)

3)最新機器で問題点を可視化

扁平足や凹足など足の問題がありそうな方は客観的に足裏の状態を分析します。

4)AIによる姿勢分析

不調の要因になる姿勢・歪み・筋肉の緊張がすぐにわかる

経験豊富な専門的な施術

施術者(理学療法士)は総合病院・整形外科クリニック・訪問リハビリなどの勤務経験があり、臨床経験が豊富です。

大学院で研究活動を行い健康科学修士も取得しています。科学的視点を持ち施術や運動指導を行うよう心掛けています。

 

 

腰椎椎間板ヘルニアの方へメッセージ

腰椎椎間板ヘルニアの方へメッセージ

腰椎椎間板ヘルニアは、約6割の方が自然吸収されて症状が改善することがわかっています。そのため重篤な神経症状など、早急な手術が必要でない限り、まずは保存的な方法を試すことが重要です。当院では手術や薬に頼らず、ヘルニアによる痛みやしびれを解決する施術や運動の指導を行っています。私とあなたが協力すれば必ず改善に向かうことができます。「手術はしたくない」「できれば自分の力で治したい」という方は、是非当院にご来院ください。

プロフィール

佛教大学を首席で卒業後、京都武田病院の回復期リハビリテーション病棟にて脳卒中後遺症や脊髄損傷、人工関節などのリハビリに携わった。病院勤務の傍ら京都橘大学大学院へ進学し、姿勢分析や依存症に関する研究を行い、修士号を取得。慢性疼痛外来の増田医院にてハイドロリリース後の理学療法に従事、2022年から京都オステオパシーセンターOQにて活動中。

来院頻度や回数について

○来院の頻度は症状がある方・身体の問題が大きい方に関しては、初期段階では、およそ1週間に1回の頻度でご来院頂くことをお勧めしています。

○症状や身体の状態が改善するのに併せて、2週間に1回▶︎3週間に1回▶︎1-3ヶ月に1回へと段階的に来院の間隔を延ばしながら、セルフケアの割合を増やしていきます。

最終的にはメンテナンス利用をお勧めしています。(1-3カ月に1度程度のメンテナンス治療でより快適な身体を目指すことが可能です。)

メンテナンスで再発予防

※症状などが軽く、初回から予防的メンテナンスを希望することも可能です。

※お身体の状況に加え、時間的・経済的な面なども相談した上で、各人に適した来院スケジュールを提案させて頂きます。

施術料金

 

初診:約70分 ¥11,000

[問診・検査など(約30分)

+施術(約40分)]

 

2回目以降の方:約40分  ¥8,500

[施術約35分+説明約5分]

 

⇒期間限定 

¥5500で初回体験実施中 約70分

[問診・検査など

(約30分)

+施術(約40分)]

(初回限定・毎日2名様のみ)

 

よくあるご質問~

 

Q:施術室は1Fですか?

A:副院長の施術は基本的に2Fで行っています。階段には手すりが設置されていますが、昇り降りが難しい場合は、1Fの施術室を使用します。1Fの場合は車椅子での来院も可能です。ご予約の際に事前にご相談下さい。

 

Q:当日の予約は可能ですか?

A:予約枠に空きがあれば、即時対応させて頂きます。

 

Q:駐車場はありますか?

A:申し訳ございませんが、駐車場はございません。近隣にコインパーキングがありますので、そちらをご利用ください。駐輪場はありますので、自転車・バイクでのご来院は可能です。

 

Q:80歳以上でも施術を受けれますか?

A:はい、問題ありません。副院長の大村は10歳~90歳代と幅広い年齢層の施術経験があります。ご高齢な方はもちろん、術後急性期で痛みが強い方、運動麻痺で立つことができない方、寝たきりの方と関わった経験も豊富です。施術はソフトなタッチでご対応させて頂いていますので、ご高齢の方も安心して施術を受けられています。

 

Q:健康保険は使えますか?

A:当院では保険診療は行っておらず、自費での施術のみをご提供させて頂いています。

京都オステオパシーセンターOQ