旅行中や長距離歩行のあとに親指が痛くなる方は、足の形だけの問題ではなく、歩き方や姿勢の癖が関係していることがあります。
京都・中京区の京都オステオパシーセンターOQ 2Fでは、足圧測定や歩行分析を通して、親指への負担の原因を全身のつながりから確認します。
理学療法士・健康科学修士・発達ケア・アドバイザーの大村颯太が、外反母趾の不安がある方に向けて、ご自宅で実践できるセルフケアと予防の考え方をご提供しています。
本記事では、右足への荷重の偏りや反り腰が親指の痛みに与える影響と、5mmの荷重調整から始めるセルフケアの具体的な方法をお伝えします。
長く歩くと親指が痛い原因と対策|京都・中京区のオステオパシー

旅行中に10km歩くと右足の親指が痛くなる方へ
海外から旅行中の60代女性が、右足の親指の痛みで来られました。
10kmほど歩くと親指が痛くなるとのことでした。普段から強い痛みがあるというより、長く歩いたときに症状が出る。旅行中だからこそ、歩く距離が増えて気になったのだと思います。
ご本人が特に心配されていたのは、「このまま外反母趾のように変形していくのか」「手術が必要なのか」という点でした。
当日の状態を見る限り、すぐに手術を考える段階ではなさそうでした。ただ、予防を大切にしたいというご本人の希望もあり、足圧、姿勢、歩き方を確認したうえで、自分でできる対策をお伝えする流れになりました。
もし以下にひとつでも当てはまる方は、この記事をぜひ最後まで読んでみてください。
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旅行や長距離歩行のあとに親指が痛くなる |
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外反母趾になっていかないか不安がある |
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手術が必要かどうかを判断する前に、体の使い方も見直したい |
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足指だけでなく、歩き方や姿勢の癖も気になっている |
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テーピングやインソール以外にできることを知りたい |
右足への荷重とアーチ低下が親指に負担をかけていました
足裏測定装置「フットルック」で足圧を確認すると、痛みがある右足に体重が多くかかっていました。右足のアーチも下がりやすい状態でした。
ただ、親指の変形自体は、当日の検査ではまだ正常範囲内に見えました。
ここはとても重要です。親指が大きく変形しているから痛みが出ている、という単純な状態ではありませんでした。むしろ、右足に体重が偏ること、アーチが落ちること、歩くときの小さな癖が積み重なって、長距離歩行で親指まわりに負担が出ている可能性がありました。
外反母趾や親指の痛みは、足の形だけで判断されやすいです。ですが、実際には「どこに体重が乗っているか」「歩いたときにアーチがどう崩れるか」まで見る必要があります。
今回のように、変形が強くない段階で痛みが出ている場合は、予防としての介入がしやすいタイミングとも言えます。
反り腰と足先の外向きが歩行時のねじれを作っていました
立った姿勢を確認すると、反り腰の傾向が強くありました。
反り腰になると、骨盤や股関節の位置が変わり、足のつき方にも影響します。結果として、足のアーチが下がりやすくなったり、足先が外を向きやすくなったりすることがあります。
歩行では、つま先が外側を向きやすい状態でした。さらに足踏みを確認すると、膝と足首の向きにねじれが見られました。膝は内側に入りやすいのに、足先は外を向くような動きです。
このような癖は、1回の動きでは小さなものです。でも、10km歩くとなると、その小さな癖が何千回も繰り返されます。
親指に痛みが出る方の中には、「親指だけが悪い」と思っている方も少なくありません。ですが、足首、膝、股関節、骨盤、体幹の使い方が変わるだけで、親指にかかる負担も変わります。
今回の方も、足だけでなく全身の使い方から見ることで、痛みの背景が整理しやすくなりました。
ご自宅でできる親指の痛み予防セルフケア|5mmの荷重調整から始める
この方は旅行中で、継続して通院することが難しい状況でした。そのため今回は、自分でできることを中心にお伝えしました。
まず行ったのは、足をまっすぐ出す練習です。足首と膝が正中を向いているか。つま先が外に逃げていないか。ご本人と一緒に骨の位置を確認しながら、細かく見ていきました。
親指や足首まわりの筋肉に硬さがあり、足首がうまく曲がりにくい状態もありました。そこで足首まわりを少しリリースすると、足踏みのときのねじれが少なくなりました。この反応をもとに、ご自宅でもできる足首のストレッチをお伝えしました。
次に、体幹の使い方です。反り腰傾向があるため、腰を反らせて頑張る運動ではなく、少し体を丸めながらお腹を使うような運動を選びました。仰向けでのゆりかご運動や、プランクで股関節を曲げる運動などです。
歩くときには、足を正中に出すこと。そして、体重をほんの少しだけ外側に逃がすことをお伝えしました。大きく変える必要はありません。感覚としては5mmくらいです。
この「少しだけ変える」というのが大切です。歩き方を大きく変えようとすると、かえって不自然になりやすいからです。今回も、指導直後にはフォームがかなりきれいになり、ご本人も喜んでおられました。以下はご本人の感想です。
「Google翻訳:今日、京都オステオパシーセンターを訪れ、大村颯太先生の診察を受けました。足の痛みに悩んでいましたが、先生の的確な施術のおかげで、帰る頃には痛みが全くなくなっていました。先生は非常に丁寧で、プロフェッショナルな対応でした。」
同じような悩みを抱えている方は、ぜひお試しください。ただ、ご自身で続けることに不安がある場合は、無理に続けず専門家にご相談ください。背景に別の問題が隠れていることもあり、適切な評価のうえで方針を組み直したほうが回復が早いケースもあります。
2週間ほど続けても変化が乏しい場合や、痛み・しびれが強くなる場合は、無理に続けず一度ご相談ください。LINEでお気軽にご相談いただけます。
親指の痛みや外反母趾の不安は足だけでなく全身から確認します
今回の症例で大切だったのは、親指の変形がまだ強くなかったことです。
つまり、手術やテーピングだけを考える前に、歩き方、姿勢、体重のかけ方を見直す余地がありました。もちろん、状態によっては医療機関での診断や専門的な治療が必要な場合もあります。
ただ、まだ変形が強くない段階であれば、自分の体の使い方を知ることが予防につながることがあります。
京都オステオパシーセンターOQでは、足の親指の痛みや外反母趾の不安に対して、足だけでなく、姿勢、歩行、骨盤、体幹の使い方まで含めて確認します。理学療法士・健康科学修士・発達ケア・アドバイザーの大村が、必要に応じてオステオパシーの視点も取り入れながら、体全体のバランスを見ていきます。
「長く歩くと親指が痛い」
「将来、外反母趾になりそうで不安」
「手術やテーピングの前に、まず自分でできることを知りたい」
そう感じている方は、一度歩き方から確認してみてもよいと思います。

参考文献
Nix, S. E., Vicenzino, B. T., Collins, N. J., & Smith, M. D. (2010). Characteristics of foot structure and footwear associated with hallux valgus: A systematic review. Osteoarthritis and Cartilage, 18(12), 1469–1474. https://doi.org/10.1016/j.joca.2010.09.007
Menz, H. B., Roddy, E., Thomas, E., & Croft, P. R. (2011). Impact of hallux valgus severity on general and foot-specific health-related quality of life. Arthritis Care & Research, 63(3), 396–404. https://doi.org/10.1002/acr.20396
よくあるご質問
Q. 長く歩くと親指が痛くなるのは外反母趾の前兆ですか?
A. 変形がまだ強くない段階でも、歩行時の荷重の偏りやアーチの低下によって親指に痛みが出ることがあります。足の形だけでなく、歩き方や姿勢を含めた評価が重要です。
Q. 親指の痛みに対して、テーピングやインソール以外にできることはありますか?
A. 足をまっすぐ出す歩行練習や、足首まわりのストレッチ、反り腰を調整する体幹トレーニングなどがあります。大切なのは、大きく変えようとせず、荷重を5mmほど外側に逃がすなど、わずかな調整から始めることです。
Q. 京都オステオパシーセンターOQ 2Fでは、どのような流れで施術を受けられますか?
A. まず足圧測定装置フットルックで足圧分布を確認し、立位姿勢や歩行パターンをチェックします。その後、理学療法士・健康科学修士・発達ケア・アドバイザーの大村颯太が、全身のバランスを考慮した施術とご自宅でできるセルフケアをご提案します。
Q. 親指の痛みで施術を受ける際、予約はどうすればよいですか?
A. LINEでのご予約が最もスムーズです。公式LINEアカウント(@402rnrow)からお問い合わせいただくか、ウェブ予約フォームをご利用ください。ご不明な点はお電話でも承っております。

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