肩こりは、肩の筋肉が張っているだけの状態に見えやすいですが、実際には首・胸郭・肩甲骨・呼吸・目の使い方・日常の緊張などが重なって肩まわりに負担が集まっていることがあります。
つらい場所をその場でほぐすだけでは、変化が長続きしにくいことがあります。OQでは、肩こりを身体全体のつながりの中で整理し、無理の少ない状態へつなげていきます。
一般的には、マッサージ、湿布、痛み止め、ストレッチ、温熱療法、電気治療などが行われます。こうした方法は一時的に楽になるきっかけとして役立つことがあります。
ただ、肩こりは肩だけの問題ではなく、胸郭の硬さ、呼吸の浅さ、肩甲骨の動きにくさ、首の前側の緊張、同じ姿勢の続きやすさなどが重なって見えていることも少なくありません。そのため、局所だけに注目すると変化が続きにくいことがあります。
OQでは、肩こりを「肩の筋肉だけの問題」とは捉えません。胸郭が広がりにくい、肩甲骨が動きにくい、首肩で頑張りすぎる、といった全体の使い方の積み重ねが肩の重さやだるさとして表れていることがあります。
症状だけでなく身体全体を見る視点を大切にしながら、肩に負担が集まりにくい状態を目指します。重さの出にくさだけでなく、呼吸のしやすさや首肩の動かしやすさも整えていくイメージです。
肩だけでなく、首・胸郭・肩甲骨まで含めて、全身が自然に支えやすい状態を見ていきます。
肩の上部や首の付け根など、負担が偏りやすい部位の緊張を整理し、張りが戻りにくい状態を目指します。
肩こりは呼吸の浅さや画面との距離感とも関係します。日常で無理なく続けられる形へ調整していきます。
良い姿勢を頑張りすぎることで肩が緊張していることもあります。力みすぎない支え方を目指します。
その方の状態に合わせて、肩や胸郭を使いやすくするためのセルフケアを、続けやすい量でお伝えします。
段階的に、支えやすい身体へ
肩の重さや首背中の張りが強い方は、初期段階では1週間に1回程度でご来院いただくことが多いです。
症状の強さや身体の使い方にあわせて、2週間に1回 ▶ 3週間に1回 ▶ 1〜3ヶ月に1回と少しずつ間隔を広げていきます。無理のないペースをご相談しながら決めていきます。
再び負担が集まりにくい身体へ
デスクワークやスマートフォン作業、育児などの中で元の使い方に戻りやすい方には、1〜3ヶ月に1回程度のメンテナンスをご提案することがあります。
その都度細かく整え続けるというより、肩や首に負担が集まりにくい身体の使い方を保つための確認としてご利用いただくイメージです。
肩だけで抱え込まないために
肩こりは身近な症状ですが、日常では「何が負担を増やしているのか」が分かりにくいことがあります。
急いで肩だけを何とかしようとするよりも、まずは呼吸や胸郭、首肩の使い方を整理していく方が、結果として変化が落ち着きやすいことがあります。
焦らず、無理の少ない形で一緒に整えていきましょう。
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理学療法士・健康科学修士。首肩まわりのお悩みに対して、身体全体のつながりと日常動作の両面から、無理の少ない身体づくりをサポートしています。
※当院で行うのは、自費での施術と身体づくりのサポートです。医療機関での診断や治療に代わるものではありません。
※保有資格として理学療法士を取得していますが、当院では保険診療ではなく、自費での施術を行っています。

