五十肩・肩関節周囲炎は、肩の痛みや可動域制限、夜間痛が出やすくなる状態です。肩関節そのものの問題に見えやすいですが、実際には肩甲骨・胸郭・首・姿勢・日常動作の癖などが重なって肩に負担が集まっていることがあります。
痛みの強い時期に無理に動かしすぎたり、反対に全く動かさなかったりすると、変化が長引くこともあります。OQでは、五十肩・肩関節周囲炎を身体全体のつながりの中で整理し、無理の少ない状態へつなげていきます。
一般的には、痛み止め、注射、温熱療法、ストレッチ、可動域訓練、運動療法などが行われます。これらは症状をやわらげたり、動きを保ったりするきっかけとして役立つことがあります。
ただ、五十肩・肩関節周囲炎は肩だけの問題ではなく、胸郭の硬さ、肩甲骨の動きにくさ、寝る姿勢、腕の使い方の偏りなどが重なって見えていることも少なくありません。そのため、局所だけに注目すると変化が続きにくいことがあります。
OQでは、五十肩・肩関節周囲炎を「肩関節だけの問題」とは捉えません。肩甲骨が滑りにくい、胸郭が広がりにくい、首や体幹でかばいやすい、といった全体の使い方の積み重ねが肩の痛みや動かしにくさとして表れていることがあります。
症状だけでなく身体全体を見る視点を大切にしながら、肩に負担が集まりにくい状態を目指します。痛みの出にくさだけでなく、日常動作のしやすさや眠りやすさも整えていくイメージです。
肩だけでなく、肩甲骨や胸郭、体幹まで含めて、全身が自然に支えやすい状態を見ていきます。
無理に大きく動かすのではなく、その時期に合った範囲で肩に負担が偏りにくい状態を目指します。
着替えや洗髪、寝返りなど、痛みが出やすい動作を確認し、日常で続けやすい工夫へ調整していきます。
肩の負担は首や胸郭の硬さとも関係します。上半身全体で支えやすい状態を目指します。
その方の状態に合わせて、肩の回復を助けるためのセルフケアを、続けやすい量でお伝えします。
段階的に、支えやすい身体へ
肩の痛みや可動域制限が強い方は、初期段階では1週間に1回程度でご来院いただくことが多いです。
症状の強さや身体の使い方にあわせて、2週間に1回 ▶ 3週間に1回 ▶ 1〜3ヶ月に1回と少しずつ間隔を広げていきます。無理のないペースをご相談しながら決めていきます。
再び負担が集まりにくい身体へ
回復後も左右差や使い方の偏りが戻りやすい方には、1〜3ヶ月に1回程度のメンテナンスをご提案することがあります。
その都度細かく整え続けるというより、肩に負担が集まりにくい身体の使い方を保つための確認としてご利用いただくイメージです。
痛みの時期に合わせて整えるために
五十肩・肩関節周囲炎は、痛みの強い時期と動きにくさが残る時期で、身体への負担のかかり方が変わりやすい症状です。
急いで大きく動かしすぎるよりも、まずは今の時期に合った整え方を見つけていく方が、結果として変化が落ち着きやすいことがあります。
焦らず、無理の少ない形で一緒に整えていきましょう。
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理学療法士・健康科学修士。肩の痛みや可動域制限のお悩みに対して、身体全体のつながりと日常動作の両面から、無理の少ない身体づくりをサポートしています。
※当院で行うのは、自費での施術と身体づくりのサポートです。医療機関での診断や治療に代わるものではありません。
※保有資格として理学療法士を取得していますが、当院では保険診療ではなく、自費での施術を行っています。

