鎖骨骨折の術後は、腕自体は動かせても、肩甲骨や胸郭の連動が崩れて姿勢や呼吸のしづらさにつながることがあります。肩の左右差や首こりが残りやすいのも特徴です。
OQでは、鎖骨周囲だけでなく、肩甲骨・胸郭・頸部・体幹を含めて全体の動きを見直します。肩を上げにくい感覚が強い方は、上腕骨近位端骨折術後のページもあわせてご覧ください。
鎖骨骨折は、スポーツや自転車での転倒などで起こりやすい骨折です。術後や保存療法後も、肩甲骨の位置の変化や姿勢の崩れ、首肩の負担が残ることがあります。
医療機関では、画像確認、固定、可動域訓練、段階的な筋力訓練、スポーツや運転への復帰判断が行われます。保険リハビリ終了後も、姿勢や肩の使いにくさが残るケースは少なくありません。
術後の目標は「動くこと」だけでなく、安心して肩を使えることです。鎖骨は上肢と体幹をつなぐ要になるため、ここが硬くなると肩甲骨や胸郭の動きまで制限されやすくなります。
OQでは、鎖骨周囲の硬さに加えて、肩甲骨・胸郭・頸部・呼吸の質まで含めて整えます。整形外科的な評価と並行しながら、姿勢と肩の機能を支える役割を担います。
胸鎖関節・肩鎖関節の動きの回復
鎖骨の両端の関節を丁寧に整え、肩甲骨の動きや肩の挙上を支えます。
肩甲骨・胸郭・頸部の連動再教育
巻き肩や猫背、首肩の緊張を整え、上半身全体で支える感覚を取り戻します。
姿勢と呼吸の再構築
胸が開きやすい姿勢と深い呼吸を目指し、疲れやすさや肩こりの軽減につなげます。
スポーツ・日常動作への段階的復帰
自転車・運転・投球など、鎖骨に負荷がかかる動作へ戻る過程を段階的にサポートします。

段階的に動作の質を整える
退院後・保険リハ卒業後は、おおよそ1週間に1回のペースをお勧めしています。
状態が安定してきたら、少しずつ間隔を広げます。

姿勢維持と肩こり・首こり予防
状態が安定してきたら、2〜4週に1度のメンテナンスに切り替えることをお勧めしています。
姿勢や呼吸の質を含めて、肩の機能を支える身体づくりをサポートします。

動き続けることが、回復を支える
鎖骨は小さい骨ですが、肩と体幹のつながりを支える大切な場所です。
術後の数か月の積み重ねが、その後の姿勢や肩の使いやすさを大きく左右します。
理学療法士・健康科学修士。骨折後の肩や姿勢の再構築に対して、局所だけでなく身体全体のつながりと日常動作の両面から、無理の少ないサポートを行っています。
※ 保有資格として、理学療法士を取得していますが、当院では整体師として活動しています。
※ 当院で提供するサービスは施術や運動指導であり、医療機関が提供するリハビリとは異なります。

