「背骨が曲がっていると言われた」「学校の側弯症検診で引っかかった」——側弯症(脊柱側弯症)は、早期に気づいて対処することが大切です。
この記事では、側弯症の種類・特徴・OQでできることを解説します。
側弯症とは
側弯症とは、脊椎が横方向(側方)に10度以上湾曲した状態をいいます。多くの場合、脊椎の回旋(ねじれ)を伴います。
原因による分類として、原因不明の「特発性側弯症」が全体の約80%を占めます。思春期に急速に進行することが多く、10〜16歳の女子に特に多いです。
症状・サイン
- 肩の高さが左右で異なる
- ウエストラインの非対称
- 前屈したときに肋骨・背中の一方が盛り上がる(肋骨隆起)
- 慢性的な背中・腰の疲れや痛み
- 衣服がうまく合わない
側弯症の程度と対処法
側弯症の程度はコブ角(脊椎の傾きを示す角度)で表されます。
- 10〜20度:経過観察。運動・姿勢改善・オステオパシーが有効
- 20〜40度:進行予防のためコルセット(装具)療法が検討される。並行して運動・施術も重要
- 40度以上:手術が検討される段階。術後の機能回復にリハビリが必要

OQでのアプローチ
OQでは、側弯症の進行予防・症状緩和・術後リハビリの各段階に対応したアプローチを行います。
姿勢・脊椎の評価
立位・前屈・動作中の脊椎の動きを観察し、どの部位にどのような問題があるかを評価します。
オステオパシー施術
脊椎・骨盤・肋骨・筋膜の動きを整えることで、脊椎への不均等な負荷を軽減します。痛みや疲れやすさの改善にもつながります。
体幹・姿勢トレーニング
側弯に対して有効とされるシュロス法の考え方を取り入れた体幹運動をご指導します。脊椎の伸長・回旋の修正・呼吸を組み合わせたアプローチです。
日常生活・学校生活のアドバイス
ランドセル・通学鞄の使い方、座り方、スポーツの注意点などもお伝えします。
まとめ
側弯症は成長期に進行しやすいため、早めの評価と対処が大切です。「検診で引っかかった」「背中が曲がっている気がする」という場合は、一度OQにご相談ください。進行の程度に合わせてできることをご提案します。
参考文献
- Negrini S, et al. 2016 SOSORT guidelines: orthopaedic and rehabilitation treatment of idiopathic scoliosis during growth. Scoliosis Spinal Disord. 2018;13:3.
- Weinstein SL, et al. Effects of bracing in adolescents with idiopathic scoliosis. N Engl J Med. 2013;369(16):1512–1521.
- Romano M, et al. Exercises for adolescent idiopathic scoliosis. Cochrane Database Syst Rev. 2012;(8):CD007837.
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