初めてのオステオパシー — 何をされるのか分からない不安に答えます

「何をされるのか分からない」——その不安は、当然です

オステオパシーに初めてお越しになる方から、よくこんな声をいただきます。

「ボキボキされるんですか?」「痛いですか?」「何回通えばいいですか?」

検索しても、聞き慣れない専門用語が並んでいて、余計に分からなくなる。そんな経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。

このページでは、京都オステオパシーセンターOQに初めて来られたとき、実際に何が起こるのかをできるだけ具体的にお伝えします。


OQでの初回セッション——4つのステッブ

まず全体の流れをお見せします。初回は約60分。大きく分けると4つのステップで進みます。

STEP 1 お話を聞く(問診) 今のお悩み、これまでの経緯、 生活のこと。あなたの「物語」を聴きます。 約15〜20分 STEP 2 身体を「読む」(評価) 立った姿勢、動き方、組織の硬さ。 どこに力が溜まっているかを手で確認。 約10分 STEP 3 手で「環境を整える」(施術) ゆっくりとした手技で。身体が自分で バランスを取り戻せる状態をつくります。 約25〜30分 STEP 4 説明とこれから(共有) 何を感じたか、今の身体の状態、 今後の見通しを率直にお話しします。 約5〜10分

STEP 1:お話を聞く(問診)——あなたの「物語」から始まります

初回でもっとも大切な時間です。

「いつから気になら始めましたか?」「きっかけは何か覚えていますか?」「以前にケガや手術はありましたか?」

こうした質問を通じて、今の症状だけでなく、身体がこれまで歩んできた道のりを一緒にたどります。10年前の�릚8の捻挫が、今の肩の張りにつながっていることもあります。遠回りに感じるかもしれませんが、この時間が施術の方向性を決めます。

「うまく説明できない」と心配される方もいらっしぃいますが、大丈夫です。完璧に説明する必要はありません。感じていることを、そのままの言葉で教えてください。

STEP 2:身体を「読む」(評価)——手で全体を確認します

立った状態、座った状態、横になった状態で、身体全体を手で確認していきます。

レントゲンやMRIのような検査とは違い、組織の硬さ、動きの偏り、呼吸のリズムなど「画像には写らないけれど手では分かること」を評価します。

腰が気になって来られた方の骨盤を見ているうちに、横隔膜の緊張が気になることもあります。肩こりの方の肩ではなく、骨盤や足首から確認を始めることもあります。「なぜ痛くない場所を触るのか」が気になる方は、こちらのページで詳しくご説明しています。

STEP 3:手で「環境を整える」(施術)——身体が動き出すのを待ちます

ここが「何をされているか分からない」と感じやすい部分かもしれません。

OQの施術は、とても静かです。施術の大半は、手を当てて組織がゆるんでいくのを待つ、関節をゆっくり動かして本来の動きを取り戻す手助けをする——そんな穏やかなアプローチです。院長の坂田は、必要に応じてスラスト(関節を素早く動かす手技)を使うこともありますが、痛みを伴わない形で行います。1回の施術で使うのはせいぜい1〜2箇所で、施術全体の95%はアンワインディングや間接法、靭帯関節ストレインといった穏やかなテクニックです。「怖い」と感じる方には使いませんので、遠慮なくお伝えください。なお、SNSなどで見かける「バキバキしてほしい」というご要望にはお応えしていません。スラストは必要な場面で適切に使う技術であり、パフォーマンス目的では行いません。副院長の大村は現在スラストを使わず、すべて穏やかな手技で施術を行います。

施術中、多くの方がこうおっしゃいます。

「不思議な感じがする」「何も感じないけど、終わると身体が軽い」「手を当てられているだけなのに、お腹がぐるぐる動き始めた」

これは、身体の自律的な調整が動き始めているサインです。施術者が「変える」のではなく、身体が自分で動き出せる環境をつくる——これがオステオパシーの基本的な考え方です。

施術中に眠ってしまう方も少なくありません。それもまた、身体がリラックスしている証拠です。

STEP 4:説明とこれから(共有)——率直にお伝えします

施術後、何を感じたか、今の身体がどういう状態にあるか、これからどうしていくのがいいかを率直にお話しします。

「1回で変わりますか?」とよく聞かれます。正直にお答えすると、1回で変化を感じる方もいれば、数回かけて変わっていく方もいます。慢性的なお悩みの場合は、ある程度の時間が必要なこともあります。

OQでは、必要以上に通院をおすすめすることはしません。「次はいつ来ればいいですか?」にも、その方の状態に合わせて正直にお答えします。必要なければ「しばらく様子を見て、気になったらまた来てください」とお伝えすることもあります。


よくある不安にお答えします

「痛くないですか?」

OQの施術は基本的に痛みを伴いません。施術の95%はソフトな手技、関節のゆっくりした動かし方、頭蓋へのアプローチ、内臓への穏やかな働きかけが中心です。院長の坂田は必要に応じてスラスト(関節を素早く動かす手技)を使うことがありますが、痛みを伴わない形で行い、1回の施術でせいぜい1〜2箇所です。怖い方には使いませんのでお申し出ください。副院長の大村はスラストを使わず、すべて穏やかな手技で施術します。緊張の強い組織に触れたとき、一時的に「ジーンとする」感覚があることはありますが、我慢するような痛みではありません。

「服装はどうすればいいですか?」

OQで着替えをご用意していますので、そのままお越しください。持参不要です。

「何回くらい通えばいいですか?」

正直に言えば、「お身体を診てみないと分かりません」。急性の問題なら1〜3回で変化を感じる方が多いです。慢性的なお悩みや、長い時間をかけて蓄積してきた問題の場合は、もう少し時間がかかることがあります。大切なのは、回数ではなく「身体がどう変わっているか」を一緒に確認しながら進めることです。通院のペースは、その都度ご相談しながら決めていきます。

「施術後に身体がだるくなることはありますか?」

施術の当日から翌日にかけて、一時的にだるさや眠気、軽い頭痛などを感じる方がいらっしゃいます。これは身体が再調整している過程で起こりうる反応で、多くの場合1〜2日で落ち着きます。水分を多めにとって、無理をせずお過ごしください。反応が強い場合や心配な場合は、遠慮なくご連絡ください。

「オステオパシーは何でも診られるのですか?」

身体のさまざまなお悩みに対応できますが、万能ではありません。骨折や感染症、手術が必要な状態など、オステオパシーの範囲を超える場合は、適切な医療機関をご案内します。OQでは、できることとできないことを正直にお伝えすることを大切にしています。


OQの初回セッション——実務的なご案内

時間:初回は約60分です。
料金料金ページをご覧ください。
着替え:OQでご用意しています。持参不要です。
場所:坂田の施術室は1階です。
最寄駅:阪急京都線・大宮駅から徒歩2分。

ご予約はお問い合わせページLINE、またはオンライン予約からお受けしています。


担当するオステオパス

院長の坂田雄亮が担当します。英国スウォンジー大学でオステオパシー学士(BSc(Ost))を取得し、ベルギーEVOSTで大学院レベルの研修を修了。25年以上の臨床経験を持ちます。

副院長の大村颯太(理学療法士・修士)は、脳卒中後のリハビリや下肢の問題を専門としています。

京都オステオパシーセンターOQは2007年2月に開業しました。


初めてのオステオパシーは、未知の体験です。「何をされるか分からない」と感じるのは自然なことです。

でも、身体は思っている以上に賢く、変わる力を持っています。私たちはその力を邪魔しているものを取り除き、身体が自分で動き出せる環境をつくるお手伝いをしています。

気になることがあれば、来院前でもお気軽にご連絡ください。

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