脳卒中リハビリにオステオパシーを足す理由

パーキンソン病の腕のリハビリシーン|京都オステオパシーセンターOQ

「病院のリハビリと、オステオパシーは何が違うのですか」。脳卒中を経験された方から、よくこの質問をいただきます。私は理学療法士として脳卒中後のリハビリに携わってきました。その経験から、なぜ脳卒中のケアにオステオパシーの視点を足すのか、お話しします。

目次

病院リハビリと何が違うのか、という質問

変形性膝関節症の運動指導シーン|京都オステオパシーセンターOQ

まずお伝えしたいのは、オステオパシーは病院リハビリの代わりではないということです。医療機関でのリハビリは、脳卒中後の回復にとって欠かせないものです。OQが関わるのは、それを補い、別の角度から体を支える部分です。

理学療法が診るもの・オステオパシーが診るもの

理学療法は、麻痺した機能を取り戻す訓練や、動作の練習を得意とします。一方オステオパシーは、体全体のつながりや、循環・自律神経といった土台の部分に目を向けます。この2つは対立するものではなく、組み合わせることで、より広く体を支えられます。

「麻痺」だけでなく「全身のつながり」を診る

脳卒中の影響は、麻痺した手足だけにとどまりません。体を非対称に使うことで、反対側や体幹にも負担がかかります。むくみ、こわばり、疲れやすさ——こうした全身に広がる影響を、つながりとして診るのがオステオパシーの視点です。

膜・循環・自律神経という視点

体の中では、筋膜という膜が全身をつないでいます。血液やリンパの循環、緊張とリラックスを司る自律神経——これらは動きの土台です。この土台を整えることで、リハビリで取り組む動きが、より活きやすくなります。

医療リハビリの代わりではなく、補完

繰り返しになりますが、OQは医療リハビリの代わりではありません。主治医やリハビリ担当との連携を前提に、体全体の土台を整える補完的な役割を担います。特に、病院リハビリが一段落した生活期の方にとって、続けられる支えになれればと考えています。

担当者について

OQの2階では、理学療法士(国家資格)でありMScを取得した大村が、脳卒中後のケアを担当しています。理学療法の知識とオステオパシーの視点の両方から、一人ひとりの体に向き合います。脳卒中後のケアについてお悩みの方は、一度ご相談ください。

執筆:大村颯太(京都オステオパシーセンターOQ 副院長・2階担当)
専門:脳卒中後の自費リハビリ/下肢症状(股関節・膝)/腰痛/歩行分析/インソール

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この記事を書いた人

大村颯太
・理学療法士
・健康科学修士
・発達ケア・アドバイザー上級

Sota Omura
・Physiotherapist
・Master of Health Science
・JEFPA Certified Foot Care Advisor
・Developmental Care Advisor

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