O脚は、立ったときに膝の間が開きやすく見える状態です。見た目の印象として気づく方も多いですが、実際には骨盤・股関節・足部の使い方や、立ち方・歩き方の癖が重なって脚のラインに表れていることがあります。
膝の間隔だけを変えようとすると力みが強くなり、かえって負担が偏ることもあります。OQでは、脚だけを見るのではなく、身体全体のつながりの中で整理していきます。
一般的には、ストレッチ、股関節まわりのトレーニング、歩き方の指導、インソールなどが行われます。こうした方法は、膝に偏りやすい負担を減らすきっかけとして役立つことがあります。
ただ、O脚は膝だけの問題ではなく、骨盤の傾き、股関節のねじれ、足部の接地、体幹の支え方などが重なって見えていることが少なくありません。そのため、局所だけに注目すると変化が続きにくいことがあります。
OQでは、O脚を「膝の形だけの問題」とは捉えません。骨盤が後ろに引けやすい、股関節が外へ開きやすい、足の外側に体重が乗りやすい、といった全体の使い方の積み重ねが脚のラインに表れていることがあります。
症状だけでなく身体全体を見る視点を大切にしながら、膝に無理が集まりにくい状態を目指します。見た目の印象とあわせて、立ちやすさや歩きやすさも整えていくイメージです。
膝だけを内側へ寄せようとするのではなく、骨盤・股関節・足部まで含めて、脚全体が自然に支えやすい状態を見ていきます。
太ももの外側やふくらはぎ、足部など、負担が偏りやすい部位の緊張を整理し、動きの片寄りを減らしていきます。
外側へ逃げやすい重心や、股関節が開きやすい動き方を確認し、日常の中で無理なく続けられる形へ調整していきます。
脚のラインは下半身だけで決まるわけではありません。体幹や呼吸の使い方も含めて、全身で支えやすい状態を目指します。
その方の状態に合わせて、股関節や足部を使いやすくするためのセルフケアを、続けやすい量でお伝えします。
段階的に、支えやすい身体へ
膝の違和感や歩行時の不安定さがある方は、初期段階では1週間に1回程度でご来院いただくことが多いです。
見た目の悩みが中心の方でも、身体の使い方を見直す時期は少し間を空けずに確認した方が変化を整理しやすいことがあります。状態にあわせて、2週間に1回 ▶ 3週間に1回 ▶ 1〜3ヶ月に1回と少しずつ間隔を広げていきます。
見た目と負担の戻りにくさへ
仕事や育児、運動習慣の中で元の使い方に戻りやすい方には、1〜3ヶ月に1回程度のメンテナンスをご提案することがあります。
その都度細かく整え続けるというより、再び膝に負担が集まりにくい身体の使い方を保つための確認としてご利用いただくイメージです。
見た目だけで終わらせないために
O脚は、写真や鏡で気づくことが多い一方で、日常では「何が負担になっているのか」が分かりにくいことがあります。
急いで形だけを変えようとするよりも、まずは身体がどう支えているのかを整理していく方が、結果として変化が落ち着きやすいことがあります。
焦らず、無理の少ない形で一緒に整えていきましょう。
脚のラインや立ち方の悩みを、別のパターンから見たい方はこちらもご覧ください。
Symptoms 反り腰骨盤の傾きや腰の使い方が気になる方は、あわせて参考になることがあります。
Symptoms 症状一覧を見る関連する症状ページを一覧で確認したい方はこちらからどうぞ。
理学療法士・健康科学修士。膝や姿勢のお悩みに対して、身体全体のつながりと日常動作の両面から、無理の少ない身体づくりをサポートしています。
※当院で行うのは、自費での施術と身体づくりのサポートです。医療機関での診断や治療に代わるものではありません。
※保有資格として理学療法士を取得していますが、当院では保険診療ではなく、自費での施術を行っています。

