子どもの片頭痛・腹部片頭痛とオステオパシー

子どもの頭痛——「大げさ」「学校に行きたくないから」と思っていませんか?小児片頭痛は実在する神経学的疾患です。そして子どもの片頭痛は、「頭が痛い」ではなく「お腹が痛い」「気持ち悪い」として現れることがあります。

子どもの片頭痛——大人とは違う現れ方

小児片頭痛は有病率約10%ともいわれ、決して珍しくありません。ただ、大人の片頭痛とは異なる特徴があります。頭痛の持続時間が短い(1〜72時間)、両側性に出やすい、そして最も重要なのが「腹部片頭痛」と呼ばれる形態です。

腹部片頭痛とは:片頭痛の神経回路が頭ではなく腹部に症状を出すタイプです。へそ周囲〜中腹部の痛み・吐き気・嘔吐が1〜72時間周期的に繰り返され、発作間欠期は完全に正常です。「乗り物酔いが激しい」「周期的に腹痛で学校を休む」「反復性嘔吐症候群」などもこの系列に含まれることがあります。腸の問題ではなく、脳腸軸(gut-brain axis)の問題です。

こんな症状でお悩みではありませんか?

  • 子どもが周期的に頭痛を訴え、横になりたがる
  • 腹痛・吐き気が繰り返し起きるが、検査では異常なし
  • 乗り物酔いがひどい
  • 光や音に過敏な時期がある
  • 頭痛や腹痛で月に数回学校を休む
  • 親族に片頭痛持ちがいる

OQのアプローチ

頭蓋・後頭下のアプローチ

蝶形骨・後頭骨・側頭骨の微細な動きを評価し、片頭痛に関連する頭蓋内の圧力パターンを整えます。

上位頸椎の調整

C1〜C3の関節と後頭下筋群の緊張を解放。三叉神経脊髄路核への慢性刺激を軽減します。

迷走神経・自律神経の調整

腹部片頭痛・乗り物酔いは迷走神経の過敏性と関連します。後頭骨・頸部・横隔膜から自律神経を整えます。

内臓・腸へのアプローチ

脳腸軸の観点から、腸の機能と自律神経のバランスを整えます。腹部片頭痛の周期的な発作に働きかけます。

小児への施術はすべて極めて穏やかな手技で行います。子ども頭痛の詳細は 子どもの頭痛ページ、自律神経については 赤ちゃんの眠りと自律神経ページもあわせてご覧ください。


「また学校を休んだ」——その繰り返しに、できることがあります。
担当:坂田雄亮(院長・1F)

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