「頭が痛い」——お子さんがそう言ったとき、どうしますか? 「疲れてるだけだよ」と言いたくなるかもしれません。でも、子どもの「痛い」には体からの大切なメッセージが込められていることがあります。
学童期の子どもの約20〜30%が頭痛を経験するとされています。決して珍しくありません。
子どもの頭痛の主なタイプ

- 緊張型頭痛:最も多いタイプ。長時間の座位による頸部・肩の緊張、姿勢パターン(頭部前方位)に伴う後頭下筋群の過緊張が原因
- 頸椎由来の頭痛:上部頸椎の可動性制限から来る頭痛。出生時のストレスが残存している場合も
- 視覚負荷による頭痛:デジタルデバイスの長時間使用、未矯正の視力の問題
- 副鼻腔に関連する頭痛:アレルギーや感染に伴う前頭部や頬の痛み
すぐに受診すべきサイン:突然の激しい頭痛、嘔吐を繰り返す、視覚の異常、意識の変容、頭痛が日に日に強くなる、夜間や早朝に頭痛で目が覚める場合は、迷わず小児科・脳神経外科を受診してください。
OQのオステオパシーではこう考えます
子どもの頭痛を評価するとき、私たちは頭だけを見ません。
- 頭蓋から:縫合の動きの左右差、歯列交換期の影響、硬膜の緊張パターン
- 頸椎から:上部頸椎の可動性、後頭下筋群の緊張
- 体全体から:姿勢パターン、呼吸パターン、横隔膜の動き、自律神経系のバランス
ご家庭でできること
- 画面時間の管理:30分に1回は休憩。遠くを見る時間を作る
- 水分補給:脱水は子どもの頭痛の意外に多い原因です
- 睡眠の質:年齢に応じた十分な睡眠時間を確保する
- 外遊び:全身運動は頸部の緊張緩和と呼吸パターンの改善に直結
- 頭痛日記:いつ、どこが、どのくらい痛むかを記録するとパターンが見えてきます
よくある質問
Q. 何歳から受診できますか?
頭痛の評価は学童期(6歳頃)から可能です。それ以前でも、頭を触りたがらない、機嫌が周期的に悪くなるなどの兆候がある場合はご相談ください。
Q. 薬を飲んでいても大丈夫ですか?
小児科で処方された鎮痛薬を併用しながらオステオパシーの施術を受けることは可能です。薬で症状を管理しつつ、構造的な原因にアプローチしていきます。
Q. どのくらいで変化が見られますか?
多くの場合2〜3回の施術で頻度や強度に変化が現れ始めます。慢性化している場合はもう少し時間がかかることもあります。
ご予約・お問い合わせ
お子さまの体のことが気になったら、お気軽にご相談ください。
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京都オステオパシーセンターOQ
〒604-8366 京都府京都市中京区七軒町466
阪急大宮駅 徒歩2分 / 受付 9:00〜22:30(完全予約制)
お子さまの初回:60分枠 5,500円+初診料2,200円(中学生以下)
担当:坂田雄亮(院長・1階)
英国スウォンジー大学オステオパシー学士(BSc Ost)。ベルギーmorphologicumにてアジア人唯一のEVOST修了。小児オステオパシーを専門の一つとしています。
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