「膝が痛くて走れない」「かかとが痛くてサッカーができない」——スポーツを頑張っている子どもがある日突然そう言い始めることがあります。
「オスグッド病ですね。安静にしてください」と言われても、スポーツが大好きな子どもに「休め」とだけ言うのは本人にとっても親にとってもつらいことです。
オスグッド病・シーバー病とは

どちらも骨端症(apophysitis)と呼ばれる成長期特有のスポーツ障害です。
- オスグッド・シュラッター病:膝のお皿の下が痛む。10〜15歳に多い
- シーバー病:かかとが痛む。8〜13歳に多い
どちらも骨化が未完了な骨端に、筋肉や腱の引っ張る力が集中することで起こります。
「休め」だけでは足りない理由
安静にすれば痛みは引きます。しかし骨と筋膜の時間差という根本的な状況は変わりません。練習を再開すれば同じパターンが再び起きる可能性があります。大切なのは、痛みを引き起こしている力学的なパターン全体を見ることです。
OQのオステオパシーではこう考えます
- 下肢全体のアライメント:股関節、膝、足首の連動。骨化タイムラインに基づく評価
- 骨盤と仙骨:骨盤の歪みは下肢への力の分配を偏らせます
- 筋膜の連続性:問題はしばしば膝やかかとより上(骨盤や腰椎)にあります
- 足部の評価:足のアーチ、バイオメカニクスの問題を確認
ご家庭でできること
- アイシング:運動後15〜20分の冷却
- ストレッチ:大腿四頭筋やふくらはぎのストレッチを毎日。痛みのない範囲で
- 適切な靴の選択:クッション性のあるスポーツシューズ
- 「痛くても頑張る」は逆効果:痛みは体からの重要なサインです
受診が必要なサイン:痛みが安静時も続く、腫れがひどい、夜間痛がある場合は整形外科を受診してください。
よくある質問
Q. スポーツを続けながら治療できますか?
痛みの程度に応じて運動量を調整しながら、体の構造的パターンを整えていきます。完全に休む必要があるケースは少なく、段階的な復帰をサポートします。
Q. 何回くらいで変化が見られますか?
2〜3回の施術で痛みの軽減や運動時の違和感の変化が見え始めることが多いです。根本的な力学パターンの改善にはもう少し時間がかかります。
Q. インソールは必要ですか?
足のバイオメカニクスの問題が関与している場合はインソールが有効なことがあります。副院長の大村は歩行指導とインソールも扱っていますので、必要に応じて連携します。
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京都オステオパシーセンターOQ
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お子さまの初回:60分枠 5,500円+初診料2,200円(中学生以下)
担当:坂田雄亮(院長・1階)
英国スウォンジー大学オステオパシー学士(BSc Ost)。ベルギーmorphologicumにてアジア人唯一のEVOST修了。小児オステオパシーを専門の一つとしています。
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