集中できない体——ADD/ADHDとオステオパシーの視点

「うちの子、じっとしていられないんです」「授業中にぼーっとしていると言われます」——そう悩んでいるお母さん・お父さんは少なくありません。

ADD/ADHDと診断された、あるいはその傾向があると言われた。でも「脳の問題」という説明だけでは、何をしてあげればいいのかわからない。そんなもどかしさを感じていませんか?

こんな様子が気になっていますか?

京都OQ内観
  • 授業中にじっとしていられない
  • 話を最後まで聞けない
  • 忘れ物が極端に多い
  • 宿題に集中できない(すぐに気が散る)
  • 衝動的な行動が多い
  • 睡眠が不安定
  • 体が常にそわそわしている

ADHDは「脳だけ」の問題ではない

ADHDは脳の神経伝達物質のバランスに関連する状態です。しかし脳は体の中に存在しています。脳への血液供給、脳脊髄液の循環、自律神経系のバランス——こうした体全体の環境が脳の機能に大きく影響しています。

オステオパシーはADHDの「治療」を行うのではありません。脳が最適に機能するための構造的な条件が整っているかどうかを評価し、サポートします。

構造的な視点から見るADD/ADHD

  • 頭蓋と脳脊髄液の循環:頭蓋骨のパーツ間の緊張が脳脊髄液の循環に影響する可能性
  • 上部頸椎と脳への血液供給:椎骨動脈は上部頸椎の中を通っています
  • 自律神経系のバランス:交感神経が優位で「力を抜く」ことが苦手。迷走神経の機能は頭蓋底の状態と深く関わります
  • 呼吸パターン:浅い呼吸は交感神経を優位にし、さらに集中を妨げる悪循環
  • 感覚処理と体の緊張:「じっとしていられない」は「体の中が落ち着かない」の表現かもしれません

OQのオステオパシーではこう考えます

  • 頭蓋テクニック:頭蓋骨の緊張パターンを解放し、脳脊髄液の循環を改善
  • 上部頸椎の調整:BLTなど穏やかな手技で頸椎のバランスを整える
  • 横隔膜リリース:呼吸パターンを改善し、自律神経系のバランスを助ける
  • 全身の筋膜バランス:体全体の緊張を解放し、「力を抜ける」体の状態を整える

オステオパシーはADHDの「治療法」ではなく、薬物療法や行動療法を代替するものでもありません。脳が最適に機能するための体の環境を整えることで、他のアプローチの効果を高めたり、お子さんが自分の体の中で少しでも「楽」に感じられるようサポートします。

ご家庭でできること

  • 十分な身体活動:体を動かすことは自律神経系のバランスと集中力の両方に役立ちます
  • 呼吸のエクササイズ:ゆっくり深い呼吸を一緒に練習する
  • 睡眠環境の整備:暗い部屋、一定の就寝ルーティン
  • 感覚入力の調整:過剰な刺激を減らし、落ち着ける環境を確保する

よくある質問

Q. ADHDの診断がなくても相談できますか?

もちろんです。「集中しにくい」「落ち着きがない」という段階でのご相談も歓迎します。体の状態を評価した上で、できることをお伝えします。

Q. 薬と併用できますか?

はい。薬物療法と並行してオステオパシーの施術を受けることは可能です。体の構造的な環境を整えることで、薬の効果をサポートすることを目指します。

Q. どのくらいで変化が見られますか?

2〜4回の施術で睡眠の質や体の落ち着きに変化が見え始めることが多いです。行動面の変化はもう少し時間がかかる場合があります。

ご予約・お問い合わせ

お子さまの体のことが気になったら、お気軽にご相談ください。

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京都オステオパシーセンターOQ
〒604-8366 京都府京都市中京区七軒町466
阪急大宮駅 徒歩2分 / 受付 9:00〜22:30(完全予約制)
お子さまの初回:60分枠 5,500円+初診料2,200円(中学生以下)

担当:坂田雄亮(院長・1階)
英国スウォンジー大学オステオパシー学士(BSc Ost)。ベルギーmorphologicumにてアジア人唯一のEVOST修了。小児オステオパシーを専門の一つとしています。

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