妊娠は病気じゃない——でも、体は助けを必要としている

妊娠中、あなたの体の中では信じられないことが起きています。

血液量は約45%も増える。心臓は少し左に傾く。横隔膜は4センチ押し上げられる。骨盤をつなぐ靭帯はゆるみ始め、体は文字通り「開いて」いく。

これは、病気でしょうか?

いいえ。これはすべて、あなたの体が赤ちゃんを迎えるために行っている準備です。

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「グラグラする」「息が苦しい」の正体

妊娠中に腰が痛くなったり、体がグラグラする感じがしたり、階段で息が切れたりするのは、珍しいことではありません。むしろ、ほとんどの妊婦さんが何らかの形で経験します。

でも、それは体が「壊れた」からではないのです。

リラキシンというホルモンが靭帯をゆるめ、骨盤が赤ちゃんの通り道を作る準備をしている。子宮が大きくなって横隔膜を押し上げ、呼吸のスペースが変わっている。血液量が劇的に増えて、心臓がいつもより多くの仕事をしている。

すべて、体が正しい方向に変化している証拠です。

ただし、変化には「助け」が必要なこともある

体は驚くほど賢く、適応していきます。でも、もともとあった歪みや、過去のケガの影響、日常の姿勢のクセが、この適応を邪魔してしまうことがあります。

たとえば——骨盤が以前からわずかに傾いていた → リラキシンの影響で不安定さが増幅される。帝王切開の瘢痕がある → 腹壁の筋膜が伸びにくく、お腹の成長に体が追いつけない。デスクワークで胸郭が硬い → 横隔膜が押し上げられたときに十分なスペースを作れない。

こうした「体の前提条件」が、妊娠中の不快感を必要以上に大きくしてしまうのです。

オステオパシーは「治す」ではなく「整える」

京都オステオパシーセンターOQでは、妊娠中の体を「治す」とは考えていません。体はすでに、赤ちゃんを迎えるための正しい方向に動いています。私たちの役割は、その動きを妨げている障壁を取り除くこと。体が本来の力を十分に発揮できるよう、空間を整えることです。

オステオパシーの創始者A.T.スティルは、こう言いました——「健康を見つけることが医師の仕事である。病気は誰にでも見つけられる(To find health should be the object of the doctor. Anyone can find disease.)」

妊娠は、この言葉が最も深く響く時間かもしれません。あなたの体の中ですでに動いている「健康」の力——それを信頼し、その力が十全に発揮されるよう手助けすること。それが、OQの妊婦ケアです。

妊婦のオステオパシー(三半期別のケア・施術の安全性について)

京都オステオパシーセンターOQ|京都市中京区七軒町466(阪急大宮駅 徒歩2分)
📞 075-822-3003 💬 LINE

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この記事を書いた人

京都オステオパシーセンターOQ 院長。英国スウォンジー大学 BSc(Ost) オステオパシー学士。小児・妊婦・皮膚・内臓・頭蓋オステオパシーを専門とする。

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