「脳梗塞後のぶん回し歩行 可動域制限の問題とセルフケア」

 

●はじめに
脳梗塞後に起こる代表的な歩行障害のひとつが「ぶん回し歩行」です。この歩行パターンは日常生活の動作に大きな影響を及ぼすだけでなく、転倒リスクを高める要因にもなります。今回は、ぶん回し歩行と可動域制限の関係、そしてその改善に役立つストレッチ方法をお伝えします。

 

1.ぶん回し歩行と可動域制限
ぶん回し歩行とは、麻痺側の足を外側に大きく回しながら歩く特徴的な歩行パターンです。この原因のひとつとして挙げられるのが、股関節や足関節の可動域制限です。脳卒中後の痙縮(けいしゅく)や筋肉の硬化が進むと、足首の背屈や股関節の動きが制限され、足を前に出す動作がスムーズに行えなくなります。その結果、外側に足を回すような歩行パターンが生じるのです。

2.ぶん回し歩行と股関節・足関節の可動域制限の関係


脳卒中後にぶん回し歩行が見られる場合、以下のポイントをチェックすることが重要です。

・ 股関節の内旋制限
股関節が内旋方向に十分に動かない場合、足を前に出す動作が困難になります。この制限は、痙縮による筋肉のこわばりや、代償的に硬くなった筋肉が原因です。

・ 足関節の背屈制限
足首が背屈(つま先を持ち上げる動き)しにくい状態になると、足を引きずるような動作が目立ちます。これも痙縮や筋緊張の影響で起こることが多いです。

これらの制限がぶん回し歩行を助長している場合、適切なストレッチやリハビリテーションが必要です。

3.ぶん回し歩行のストレッチ方法をYoutubeで紹介

動画解説は↑コチラの画像をクリック

ぶん回し歩行の改善には、関節の可動域を広げるためのストレッチが有効です。特に以下のような方法をおすすめします:
・股関節ストレッチ:内旋を意識したストレッチで、硬くなった筋肉を徐々に緩めていきます。
・足関節ストレッチ:足首の背屈を促進する運動を取り入れ、スムーズな足運びを目指します。

具体的なストレッチ方法については、YouTubeチャンネルで動画を公開しています。実際の動きやポイントを分かりやすく解説しているので、ぜひご覧ください。

●終わりに
ぶん回し歩行は、脳卒中後の生活を不便にするだけでなく、体への負担を増大させる歩行パターンです。しかし、適切なセルフケアとリハビリテーションにより改善する可能性があります。股関節や足関節の可動域制限を解消し、快適な歩行を目指してみませんか?

詳しいストレッチ方法はYouTubeでご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください。

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