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オフレ(オステオパシーフレンド)の間でも、よく、

 

「オステオパシーって一体なに?って、患者さんに聞かれても、なかなか説明するの難しいよね〜。。。」

 

という話題が、よく出てきます。

 

患者さんだけでなく、他の療法をされている方からも、異口同音に問われることがあります。

 

先日、オク治療室のFBページで、イメージしやすい動画を使って投稿してみました。

【触れているだけの意味】https://youtu.be/p08_KlTKP50治療中はほとんどの方が眠りに入っていたり、意識がおぼろげな状態におられるのですが、頭や足をただ触って、カラダに変化が出ると、「何をしていたんですか?」と聞…

Posted by オク治療室 京都市中京区オステオパシー・鍼灸・整体 on 2015年4月9日

 

抽象的ですので、患者さんには分かっていただき難いだろうと、思っていたのですが、意外にもコメントいただけたりして、とても嬉しくなりました。

 

最初っから「分かってもらえないだろう…」決めつけて、説明を怠っていたことを反省し、これから、初心に立ち返って、そういった努力もしていこうと思いました。

オステオパシーが説明しにくい一つに、オステオパシーは「治療技法」ではないということがあげられると思います。

OQのホームページにも書いてはいるのですが、もう何年も前に書いたため、書きなおさないとと思っています。。。)

 

オステオパシーは治療技法ではなく、哲学、思想、考え方なのです。

 

ですから、クラシカルオステオパシーのように比較的構造的なものから、ファンクショナルテクニックのように軽く触れて動かすようなもの、バイオダイナミクス的なただ触れているだけ、在るだけ、の治療と、全く印象の違うそれぞれの方法がオステオパシーと呼ばれています。

 

逆に言うと、オステオパシーの哲学、思想を理解していれば、何をやってもオステオパシーですし、それなしには、オステオパスとは呼べず、クラニオセラピストであったり、カウンターストレニスト(?)であったり、マッスルエネルギスト(?)ということになるのかと思います。

 

前置きが長くなってしまいましたが、オステオパシーのモデル図を作ってみました。

オステオパシーモデル(画像クリックで拡大)

作ったと言っても、元の出典はノルウェーのオステオパス、フォッサム先生のものです。

 

図において、各領域は明確に隔てられているように思われますが、あくまでも説明しやすいように、便宜上のものであり、不断の繋がりを持っています。

 

「オステオパシーの治療モデル②」を書ければ、また別の図を転用して、それぞれのオステオパシー技法の詳細を説明したいと思います。

 

 

クラシカルオステオパシーの基礎コースを受講されている方に、

 

「クラシカルオステオパシーと他のオステオパシーの違いは何ですか?」

 

と、聞かれることも多く、言葉だけではなかなか伝えることが難しいと感じていました。
またこれも、「クラシカルオステオパシーとモダンオステオパシー」として、クラシカルオステオパシーの教科書に説明がありましたので、それを使い、いずれ、私なりに書いてみたいと思っています。

 

 

今回の投稿ではこのモデル図を使って、私が説明できることを書いてみたいと思います。

 

例えばクラシカルオステオパシー/TBA(TotalBody Adjustment)やGOT(General Osteopathy Treatment)は構造的なアプローチとされています。

 

先ずは、GOTでYoutubeで見つかった動画を参照してみます。

 
次にマーヴィン・ウォールドマンD.O.の動画を参照してみます。

ヘルペス後神経痛の患者さんへの治療です。

 

見比べることで、2つの治療の違いを感じるかと思います。

 

1つ目のGOTを行っているオステオパスは、構造的に関節の可動域制限にアプローチしている、いわば、「全関節へのモビリゼーションテクニック」かと思います。

 

2つ目のマーヴィン先生のクラシカルオステオパシーは非常に繊細でかつ、患者さんの状態に合わせ、リズミカルに液体を流すように行われています。

 

「クラシカルオステオパシーが生理学的なオステオパシーと言っても、構造からアプローチするじゃないですか?」

 

という疑問への一つの回答として、この「リズム性」「液体の流動」を用いることが出ると思います。

もちろん、液体は「体液として実在している」と言われればそうかもしれませんが、非常にとらえどころのない、非実在的なものだと考えられます。

 

リトルジョンが言うように、オステオパシーが、

 

”Physiological Physics” 生理学的な物理学

 

へと至るための手段として、このリズム性と液体の流動があると言えます。

 

インテンショナルな領域への話は、更に抽象的な内容となりますので、またうまく説明ができるようになればと、いずれの機会に…

 

最初は患者さんに向けての記事を書いていたつもりでしたが、どうしても、専門的な内容になってしまいました…^^;

 

 

多次元的なヒーリングプロセスを言葉や図説するということは、必ず断片化されたものとなり、それらの本質は本来語りえないものです。

 

誰かに教えると言うのはそれらの断片を多く示していくことで、受け手の中に像が結ばれることを促すことしかできないと思います。

 

また、教えることには本当に学ぶことが多いと感じます。

 

シリーズ化しているのに、書きかけばかりですが、生暖かい目で見守っていただければ幸いです。

 

互いの学びを深めるためにも、直接聞いてもらったり、どんどんとDiscussしてまいりましょう。

【専門家向けの内容です】

Tumblrでとても良い肺の画像(gif)を手に入れました。

※gif画像ですのでクリックすると動きが見られますが、多少グロ注意です。

tumblr_mw8zrhxdQ51qga4pio1_400

 

 

 

 

 

吸気時

tumblr_mw8zrhxdQ51qga4pio2_400

 

 

 

 

 

 

呼気時

 

 

猫の肺らしいのですが、私達徒手療法家が解剖図などでイメージしているものとは偉い違いです。

生体ではこれほど柔軟なものなのですね。

Core Anatomy 73P

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Core Anatomy P73より

 

 

英語のLungの語源は、Lightらしいですし、ダーウィン先生も浮袋から肺なったと考えていましたし、最近の遺伝子研究でも裏付ける発表がなされているそうです。

 

不良姿勢等で重力の受け取り方が違うだけでいかに呼吸が制限されるであろうかが理解できます。

kyphosis-lordosis

 

このように胸郭(rib cage)が潰れてしまう、膨らまない重心になるといかに肺の活動性が奪われ、呼吸が浅くなるのが理解できます。

内臓マニュピレーションでも肺の自動力(Motility)を回復させる前に胸郭の骨関節構造・膜組織を最大限まで回復させてから行いますが、脊柱力学と張力線の観点からはこのようなスウェイバックではどこに圧力がかかり、それを抜くにはどのようにTBA(全身調整)と特的的な技法を加えるかを考えていきます。

 

AP/PAラインの張力が整えば自ずと胸郭の歪は回復され、肺が膨らむのに十分な活動スペースが確保されます。

その後に、細い肋軟骨や肋椎関節、写真のような胸膜へのストレッチ、肺の自動力に働きかけるほうが効果的だと思います。

Pleural release

 

呼吸器に関して言えば、スウェイバックではどのあたりがキーポイントになるでしょうか?

 

傘

 

続きはJACO会員クラシカルオステオパシー語り場にて(笑)

 

 

 

 

 

 

オク治療室では3つの治療法(治療理論)を軸に構成しています。

1つ目「身体呼吸療法」

2つ目「クラシカルオステオパシー」

3つ目「今はヒ・ミ・ツ」

Tripod

一つ一つご紹介していきたいと思います。