京都市中京区/整体 頭痛/肩こり/腰痛/

色々と書きたいことが、頭に浮かんでは治療をしたら忘れている。。。

そんなこんなで、なかなかブログが進みませんが、ようやく更新ですm(__)m

 

さて、国際セミナーでクリス・バッテン先生のデモを見られた方はわかると思いますが、クラシカルオステオパシーでは治療において独特の考察を行います。

診断から導き出されたストーリー性のある考察にはいつも感嘆してしまします。

 

診断は主に体表観察を力学的側面(脊柱力学など)と生理学的側面(オステオパシーセンターなど)と合わせ、その症状が現れる過程を身体から読み取っていきます。

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Foundation Course(基礎コース)の最後の授業でも、受講生にはカルテが渡され、ペアの受講生同士で、考察と診断、治療を行うことが課されます。

 

全10回の講義と実技の集大成としての課題となりますが、その場限りの治療となるため、治療のプランニングや様々なマネージメントを考えることには無理があり、セミナーと言う枠組みの限界とはいえ、もうちょっと改善の余地があるかと思います。

 

4月から始まる2015年尼崎での基礎コースは2日間ですので、最終回は土曜日に治療して、日曜日にもその変化を観察した後に、2回目の治療をしていくのもいいかもしれませんね。

 

さて、「オステオパシーは診断が7割」などと言われ、それが正確にできているのであれば治療はほぼ成功しているというわけです。

 

とは言え、基礎コースを修了したばかりの方やこれから基礎コースを受ける方にとっては体表観察やクラシカルオステオパシーの立位での動的検査において、症状、疾患につながる情報を得ることは至難の業に感じるかと思います。

 

私自身何も偉そうなことが言えるほどではありませんが、年々、診断と治療結果とのリンクが正確になってきています。

簡単に言うと、「この患者さんは1回で症状に改善が見られるな」とか「この患者さんは症状が改善するまでに3回は準備としての治療が必要だな」とか、ある程度の予測を初診時の動的検査でたてられるようになってきました。

経験によるいわば暗黙知と言えますので、なぜそのように見通しが立てられるのかを正確に言語化することは私にはできません。

 

先ずは何よりも数を重ねることが重要ではありますが、初期の段階で何かしら役に立てるポイントやコツをここでお伝えできればと思います。

 

 

 【患者さんに聞く】

リトルジョンの言葉に

「症状こそ鑑別診断を行う上での唯一の因子である」

と残されています。

 

現代のオステオパシーが行う方法には傾聴で全てを診断してしまうこともありますが、それとは相反するように感じる言葉かと思います。

 

最初は体表部から情報を読み取ろうとしても、なかなか難しい場合は先ず、脊柱周囲を触診し、その時に過敏な箇所があるかを患者さんに聞いてみましょう。

 

クラシカルオステオパシーの理想的な診断時の触診というものは「その診断している指すら感じさせないこと」と言われるほど、繊細な触診とされますが、それはワーナム先生やマーヴィン先生のような達人のような人達の領域ですので、先ずは多少強い圧も加え、患者さんが痛みで少し反応したり、違和感を感じる箇所を伺ったりすることからはじめましょう。

 

学びはじめの時は、自身の感覚だけを頼りにするのではなく、その感覚異常を訴える場所と皮膚の状態(質感、色素、温度…etc)を観察し、そこ箇所とオステオパシーセンターを照らし合わせ、そこから考察を行うで、自身の診断に自信をつけていくのがいいと思います。

 

 

【タッピング診断】

クラシカルオステオパシーでは感覚面からの様々な刺激を過度に加える事を嫌いますので、教えられることはないかと思いますが、体表部に何が起こっているかわからないのであれば、脊椎棘突起を示指と中指で「トントン」とタップしてみましょう。

こうするとある箇所では「ポンポン、トントン」という感じがするのに、ある箇所では「ボヨンボヨン」や「コツコツ」といった感触を得られることに気がつくかと思います。

「ボヨンボヨン」という場所は浮腫を示しているでしょうし、「コツコツ」というのはその箇所には何らかの加わりすぎて、固着していることを示していると考察することができます。

そこからヒルトンとヘッドの法則、フライエットの法則、オステオパシーセンターと兼ね合わせて考察を行うといいかと思います。

 

ヒルトンの法則ならば、その体表の表れは深部の共通する血管や臓器ではどのようになっているのか?

フライエットの法則であれば、「コツコツ」と感じる箇所にTypeⅡ病変(複雑病変)がある可能性を示唆し、その前後にはTypeⅠ(グループ病変)の存在の手がかりかもしれません。

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この方法でわからないという方はいないと思いますので、最初のうちはこの診断も用い、動的検査で自身が持てるのであれば、使わないようにしていくといいかと思います。